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ssh292 話し合うことの意義と目的(1) [話し合い・民主主義]

<2009>

 

ー論破したと喜んでいるうちはまだまだー

 

 議論。論議。会議。議会。討論。論戦。意見交換。面談。会談。懇談。ディスカッション。ディベート。ミーティング。トークバトル。様相も状況も違いますが、どれも一応は<話し合い>。人が人と話し合うことを表す言葉のなんと多いことか。それだけ人は人と話し合わないといけないんでしょう。

 自慢じゃないけど、私は<話し合い>はかなり上手な方だと自負しています。結構自信あります。

 と、こう書くと、私が議論に強いとか、論戦で負けない自信があるとか思う人がいるかもしれませんが、それはハズレ。率直に言ってトークバトルに勝つ自信はまったくありません。

 私が上手だと自負しているのは、<よりよい話し合いを作る>技能です。

 

 少々挑発的なことを書かせていただきますが、どーして世の大人には話し合いがヘタクソな人があんなにいるんでしょうか?それもエラい人に目立つ。

 私が思うに、その理由は、エラい人は勝ち負けにばかり固執するから。


 

 冒頭に話し合いのサンプルを列挙しましたが、ssh的にはこれらはグループ分けが可能です。

・グループA; 話し合い 懇談 面談 ディスカッション 意見交換

・グループB; トークバトル ディベート 論戦 議会 

・時と場合によりAにもBにもなる; 議論 論議 会議 討論 ミーティング 会談

 

 さて、このテーマは長丁場になりそうですので、まずは話題にしたいことランダムに提示してみます。

1 グループAが本来の話し合いであり、グループBは本来的な意義から反れている。

2 話し合いは勝ち負けを競うものではない

3 共存する必要のある相手は言い負かしてはいけない

4 話し合いには勝ち負けよりも高次元の目的がある。

5 話し合いにはルールがある。

6 たとえ結論が変わらなくても話し合うことには意義がある。

7 正論は話し合いを破壊する。

8 話し合いとプライベートな付き合いは切り離して考えるべきである。

9 自分は絶対正しいと信じて疑わない人は話し合いに参加してはならない。

10 自分の利権を守るための詭弁は最高に恥ずべき発言である。

11 重要な案件を話し合う時はなるべくモメた方が良い。

12 司会者は話し合いをまとめるためにいるのではない。

 

 さて、果たして何本くらい記事を書けばいいのやら。いつになったら終わるのやら。我ながらデカい宿題を作っちゃったなあ。まさに前途遼遠。

 ま、あせらず行くことにしましょう。というわけで、第1回はこれでおしまい。


 

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