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ssh1098 夏休み大型企画〜TC-K222ESG大修理(2) [DIY記]

<2020>


 テープパス調整の必要なピンチローラー脱着を含むメカのバラシを決行し、ハンダゴテでパーツを脱着するという渡ったことのない橋を2つも渡ってまで敢行したTC-K222ESGのロータリーエンコーダ分解掃除は残念ながら成果なし。


 失意(大げさ)に襲われながらも何か情報はないかとネット検索をしつこく行ったところ、このサイトに行き着きました。


 フォトインタラプタというのはLEDと受光部を組み合わせたセンサーパーツで、デッキの場合これでリールの状況を検知しています。

 今回のK222ESGの不具合は

 ・再生・録音などしばらく作動したのち、ストンと止まる。

 ・一旦止まるとその後ボタンを押してもすぐ止まる。

 ・録音再生だけでなく、早送り巻き戻しでも止まる。

 ・電源を切ってしばらく休ませるとしばらくは作動するが、また同じことの繰り返し。


 考えてみれば、ロータリーエンコーダの接触不良であれば時間の経過で状況が変わるのは妙です。フォトインタラプタは半導体ですから古くなれば時間の経過で動作が不安定になる可能性は大いにあります。

 こうなれば後には戻れません。フォトインタラプタの交換に挑戦です。





 
 フォトインタラプタ交換作業は本当に緊張しました。シロウトDIYはけっこうやってますけど、電子機器の基盤についてるパーツを交換したことはほぼ皆無です。私は電子回路の知識はドシロウトレベルでハンダ付けもうまくないですから、まあ子どもが包丁持って料理のマネごとしてるみたいな感じでした。中学時代に「技術」の時間に電子回路をいじったくらいの経験しかないもので。


 フォトインタラプタの交換そのものはうまく行きました。で、動作がストンと止まるという不具合はなくなりました。本来であればこれでめでたしめでたし、のはずでした。

 まーしかしやっぱり、シロウト仕事ってのはうまく行かないもんですね。

 残念ながらというか、不安が的中というか、テープパスのトラブルが発生しちゃいました。修理前から長時間テープのトラブルはたまに起きていたんですが、これが深刻になりました。

 こうなると、ピンチローラーも交換せざるを得ないです。「屋上屋を架す」みたいになってきました。


 ピンチローラー交換については次回。