ssh1111 15th Anniversary [ご挨拶&エッセイ]
<2021>
2006年10月20日に開校したスーパー小論文ハイスクール、先月めでたく15周年を迎えました。みなさまのご訪問にお礼申し上げます。
つーても、今年も開校記念日すっかり忘れてたんですわ。10月20日っつーと本業もけっこう多忙で、世間も総選挙の10日ほど前で、sshのことまで気にしてませんでした。
画像は次男の布団で気持ちよさそうに寝てる校長先生であります。校長先生、一時期はちょっと体調面の心配があったものの、最近はなかなか元気です。食欲も旺盛です。ただ年齢が年齢ですんで病原体の感染など不安なため屋外の散歩はやめました。
しかしまあ、15年ですか。月並みの言い回しですけど、月日の経つのは速いですな。
この間、いろんなものが変わりました。
民主党政権が倒れて第二次安倍政権に変わりました。長命だった安倍政権も倒れて総理大臣はそこから2回変わりました。アベノミクスなんて威勢のいいこと言ってましたけど、日本の経済力は民主党政権時代より悪く変わっちゃいました。
アメリカはオバマ政権が終わってまさかのトランプ政権が生まれ、そのトランプ政権も4年で倒れました。安倍トランプ時代はまー実になんとも気持ちの悪い時代でした。
身辺もずいぶん変わりました。
公立高校教諭という職業は変わってませんけど、勤務校は変わりました。ssh開校時からずーーーっと務めていた進路指導の係も昨年から時間割係に変わりました。ダンス部の仕事は相変わらずですが。
子どもたちもすっかり成長しました。中学生だった長男の高校入試に一喜百憂してたのも今は昔、長男も次男も長女も社会人になってます。最近は3人揃ってクルマ好きになってて、意外な展開になんともはやです。
案外変化がないのが身の回りのモノです。
同僚さんから譲ってもらったiBookでスタートしたsshですが、10年少々前にiMac(late2009)を購入して、ずっとそれを使ってます。クルマは最近ようやくDJデミオを中古で買いましたけど、先月まではずっとDYデミオでした。オーディオ機器もスピーカーユニットの入れ替えなんかはありましたけどずっと同じです。
変化というか、劣化が進んだのは自分の肉体ですね。
開校当時40代半ばだった私も還暦間近の立派なオッサンとなりました。寄る年波には勝てません。最近はドックに行くたびに要観察だの要再検査だのといろいろ言われます。
その中でも割とショックだったのが血圧。一昨年度のドックで再検査せいと言われまして。なんかの間違いじゃないかいなと思ってかかりつけの医院に行ったのですけど、確かに高かったんです。
で、まあ、真面目に取り組むべく新品の血圧計を買って(6000円くらい)朝晩測定し始めたところ、
・起床後の血圧が高い。いわゆる早朝高血圧。
・上の血圧(収縮時血圧)よりも下の血圧(膨張時血圧)の方が問題がある。
一昨年にU2来日公演に行った時に泊まった安宿の大浴場に血圧計があったんで測ってみたんですけど、160/110くらいのすげー値を出してまして。コンサートで興奮した直後だしアルコールも入ってたんでと思ってたんですけど、あれマトモな数値だったようなんです。
血圧が上がる要因として一般的なものとしては
・塩分の摂りすぎ
・ストレス
・肥満
・運動不足
・過度の飲酒
・加齢
・バランスの悪い食生活 あたり。
言われてみれば、思い当たるフシはありました。
5年ばかり前から数年間ヒジョーに面倒な仕事を任されてて、ストレスがすごかった。私は呑んべえなんで、ストレスが高じると酒量が増えます。また、漬物とか塩辛とかたらことか、塩っからい食いもんは酒に合う。
あとドタバタ多忙だったせいで昼食をカップ麺で済ませてそのあと煎餅なんか食べることも多々ありました。近所のスーパーで割と安く買えるマルちゃんのカップ焼きそばが結構好きだったのですけど、あれって1つで塩分が6~7gある。ほぼ成人の1日分限界量。
あのころは朝目が覚めて布団から起き上がると頭がカーっとしたんですよね。立ちくらみみたいなもんかとナメてたんですけど、今にして思えば起床時に急激に血圧が上がるモーニングサージってやつだったのかも知れません。モーニングサージは脳出血なんかの原因になるんで怖いんです。
かかりつけ医と相談したところ、慌ててクスリを飲むレベルでもないので、まずは生活改善をということになりました。減塩と運動と節酒。生活改善はまあまあ効果がありまして、今のところ降圧剤のお世話にはなっていません。
そういうわけで、ここんとこずっと朝晩血圧を測定して記録してます。我ながらマメですな。
けど、少々妙なこともあります。
1つは、割と一般的なことですが、曜日によって数値が変わること。これはもう確実に、月曜日の朝が高い。実際、脳とか心臓の重篤なトラブルは月曜日の朝に発生しやすいものらしいです。人間いくつになっても週明けってストレスなんですね。
2つ目は私の特殊事情かも知れませんが、病院や医院で計測するよりも自宅で計測した方が高めに出るんですね。
一般的には病院や医院の方が緊張を強いられるので血圧は高めに出るものとされてます。白衣高血圧と言われてる現象。なれば自宅にはそういうストレスはないはずだということで、自宅で計測する時の判定基準は辛めに設定されます。医院での測定だと140/90を超えると所見がつくところを、自宅だと135/85オーバーならNGとか。
リクツとしては納得できますけど、こと私の場合、何度やっても自宅より病院や医院の方が低めに出るのですよ。何でですかねえ。
血圧が高くなる原因というのは、実はあまり明確ではないらしいです。
塩分の摂りすぎ・運動不足・過度の飲酒・肥満・ストレス等の要因があると血圧が上がる傾向があるというのはかなり明確です。けど、だからと言ってそういう要因を退治すれば血圧が確実に下がるわけじゃない。ここいら辺は十人十色と言うか、人によっていろいろのようです。実際、悲壮なくらいに生活改善に取り組んだのに思ったほど血圧が下がらなかったとか、特に何もしていないのに下がったとか、よくわからないケースはザラにあるみたいです。
医者が減塩を強く勧めるのは、血圧対策の生活改善で減塩がもっとも手っ取り早いからなんですね。運動だのストレスだのの改善は難しくても、減塩はすぐにできて、成果も出やすいということで。
私も当初はかなり神経質に減塩と運動に取り組んでましたが、最近は少しゆるくやってます。私があんまり神経質になってると周囲に負担がかかりますし、神経質であること自体ストレスです。
それでは、16年目のスーパー小論文ハイスクールをこれからもよろしくお願いいたします。
2021-11-18 21:55
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