ssh257 あきらめの悪い者が勝つ〜国公立前期直前のおすすめ記事 [ssh過去記事紹介]
<2009>
2月25日が近付いてます。国公立大学の前期個別試験です。
ここが大本命という人が多いでしょうから、いよいよという感が強いはずです。
直前にやるべきことなんて、特にない。
センター直前に、私はそう書きました。
個別試験直前も、同じです。
直前のアドバイスなんて、ありません。
せいぜい、体調を崩さず、
気持ちが落ち着かないのなら、誰かに話を聞いてもらって、
まずまずのコンディションで本番に行ければ、
それで十分です。
この時期、改めて一つだけ伝えたいのは、
受験はあきらめの悪い者が勝つ、ということです。
ssh238 1月・センター直前のおすすめ記事reprise [ssh過去記事紹介]
<2009>
2009年の新年が明けました。
受験生のみなさん、年末年始はどう過ごしましたか?
緊迫感をもっていた。
いつになく張り切って勉強した。
やろうとは思ったけど、周囲が賑やかでイマイチ集中できなかった。
思い切ってハネを伸ばした。
いろいろな年末年始があったと思います。
どんな過ごし方をしたかは、今となっては問題ではありません。これからが勝負ですから。
センター試験、あと2週間です。
2週間あります。
2週間分の勉強しかできませんが、2週間分の勉強は確実にできます。
とにかく、腹をくくってください。
2週間分、やれることをやりましょう。
この時期のsshのおすすめ記事一覧です。
<教科学習>
ssh31 新しいモノに手を出すな
ssh32 考えてもしょーがないことは考えない
ssh33 がんばれ受験生
ssh39 あと1週間で、できること
ssh41 ライバルは、ここにはいない
ssh42 本番は、結果オーライ
ssh77 ベストなんかいらない
ssh157 1ヶ月しかないのか、1ヶ月あるのか
ssh158 受験生の年末年始
ssh163 平常心なんか持てなくても
ssh164 やるだけやってみよう
<考える力を鍛える>
ssh40 受験勉強はネタ知識の宝庫
<進路選択>
ssh162 願書は余計に取り寄せよう
ssh234 12月のおすすめ記事reprise [ssh過去記事紹介]
<2008>
私の本職は某公立高校の教員です。
何によらず、仕事ってもんはいろいろとグチりたくものです。
グチっていられるうちはいいんですよ。グチすらはばかられるようになったらかなり危険です。
学校の先生なんてもんはある意味とても単純でして、生徒が快調だと機嫌がよくって、生徒が不調だと不機嫌になります。
スポーツの指導者が、選手やチームが快調だと口まで滑らかになりますけど、まあ人を教えるってのは、誰しもそういうもんです。
私が最近とみによく使う言い回しに、こんなのがあります。
「まあねえ、生まれて初めて高校生やってるんだからさ。」
私も教員なるお仕事をもう20年もやってますんで、ついつい「何でこんなことも!」とか思っちゃうんですよ。
でもねえ。
高校生って、ほとんど全員が生まれて初めて高校生やってるんですよ。
高校に入るのも、高校2年生になるのも、高校最上級生になるのも、受験生になるのも、初めてなんですよ。
初めてなんですから、ヘタクソで当然ですって。
経験者から見れば当たり前過ぎることでも、初めての人にとっては手探りです。
受験だってそうです。
現役って言えば聞こえはいいけど、要は受験1年生、知らない世界への挑戦者です。
緊張感の連続です。恐怖感やら不安感やら、神経戦です。
浪人だって、余裕なんかありません。
多くの浪人生には「今年は必ず決めろ」という重圧があります。つらいっす。
てなわけで、受験生にとって、「わかりきっていること」なんかありません。
そういうわけで、「12月のおすすめ記事」をここに改めて提示させていただきます。
ssh155 12月のおすすめ記事 [ssh過去記事紹介]
<2007>
気が付けば12月も中旬になります。
受験生にとっては、いろいろ不安で焦ってくる時期です。
特に現役生は。
「この子の1歳は、一度しかない」とかいうキャッチコピーが昔ありました。多分ビデオカメラかなんかのCM。
キャッチコピーは好きじゃないんですけど、それでも、ホント、毎年毎年、似たようなことを思うんですよ。
ほとんどの高校生は、生まれて初めて高校生をやっている。
だから、現役生は、生まれて初めて受験生をやっている。
焦るのも、不安になるのも当然です。
よくある失敗だってします。
私たちから見れば明白な間違いでも、当人たちにとっては初体験での失敗です。
もちろん、教員側からすれば、もうわかりきっていることはアドバイスします。
それでもやっぱり、言われるのと体験するのでは、まるで違う。
当事者には、当事者にしかわからない苦労があります。
裏返せば、当事者にしか味わえない成就感もあるわけです。
「感動をありがとう」なーんてことよく言う人がいますが、アホかっての。
感動も成就感も当事者のものです。その人にしかわからない気持ちってのは、必ずあります。
受験勉強が本当に良きものであるのかどうかは、私には何とも言えません。
でも、受験勉強で人間が成長する(学力という意味ではなく)ということは、確かにあります。
そういう若者を、たくさん見てきました。
頑張れば必ず報われるとは言いません。人生は時に残酷です。
しかし、それでも、結果が報われなくとも、
頑張る価値は、確かにあります。
これは断言します。