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ssh1127 DJデミオのスピーカーグレードアップ(2) [DIY記]

<2022>

 DJデミオのスピーカーグレードアップ、とっくに終わっているのですけど、ご報告が延び延びになっておりました。

 本日はそのご報告を。って、別に誰もそんな報告待ってないと思いますけど。


 DJデミオに適合するトレードインスピーカーの中からKFC-RS174Sを選んだ最大の理由は、トゥイータのデザインです。合体ロボット的なデザインで好みだし、角度が調整できるのもいいなと思いました。

 DJデミオはもともと6スピーカーで、トゥイータの配線がありますんで、トゥイータの交換でやることはリクツでは単純です。純正のトゥイータを外し、KFC-RS174Sのトゥイータとネットワーク(と言ってもコンデンサーのついたコード)をつないで設置するだけです。

 ところがこれが、予想外の大仕事でした。


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ssh1122 DJデミオのスピーカーグレードアップ(1) [DIY記]

<2022>


 DJデミオのフロントスピーカーを交換しましたので、そのご報告。


 DJデミオのオーディオは割といい音がします。すごくいい音ではないですが、少なくともDYデミオよりはずいぶんいい音です。クルマそのものが静かですし。

 だから無理にスピーカーを換えることもないのですけど、オーディオマニアとしては音は少しでもいい方がよろしい。どうせ換えるなら換えたものを長く使ったほうがいい。5年4万kmの中古とは言え、買ったばかりのクルマをDIYの毒牙にかけるのは少々気が引けてもいたのですけど、昨年度末に少額の臨時収入もありまして、エイヤッとばかりDIY交換を決意しました。

 DJデミオはマツダコネクトというシステムが標準です。マツダコネクトはオーディオ・ナビ・様々な装備品をまとめてコントロールします。還暦近いオッサンとしてはなんとも大げさな装備だなと思いますけど、最近のクルマはみんなこんな感じです。ただ、空調でも何でもまとめすぎて却って操作しにくいというケースもあるみたいです。確かに走行中にタッチパネルを操作するのはやりにくいだけでなく危険ですらあります。DJデミオのマツダコネクトは操作用のコマンダーがセンターコンソールにあって、慣れればブラインドタッチできます。

 そういうクルマですので、オーディオのグレードアップをやろうとしても、やれるのはスピーカーの交換くらいしかありません。

 ドアの内張りを剥がすのはなかなか面倒な作業です。

 やること自体は単純でして、必要なネジやコネクタを外してから力いっぱい内張りを引っ張るだけなんですけど、厄介なのがコネクタです。

 ドアの内張りにはパワーウインドウなんかのスイッチがあって、ここには当然ワイヤーハーネスがつながってます。ハーネスとスイッチは脱着式のコネクタでつながってますけど、このコネクタが得てしてすげー固くて、なかなか外れないんですよ。しかもコネクタを外す作業は、剥がした内張りを片手で保持しながらやらないといけない。パレットはなんとか外せましたけど、DYデミオのコネクタは死ぬほど固くて手に負えず、やむなくコネクタを外さず、ロープで内張りをぶら下げて作業したくらいです。

 その点、DJデミオの内張りの設計はスグレモノです。パワーウインドウ類のスイッチパネルが独立している。内張りを剥がす前にスイッチパネルを外してコネクタを両手で外せます。

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ssh1121 スズキ・パレットのDIYスピーカーグレードアップ [DIY記]

<2022>


 嫁サンのスズキ・パレットのオーディオ環境をグレードアップしました。そのご報告。


 パレットは我が家のファミリーカーとして10年10万km活躍してくれた日産プレーリーリバティの後釜としてやってきました。中古ですが、3年3万kmと上々のコンディションでした。ただ、純正のフロント2スピーカーオーディオはさすがに音が非力でした。まあ嫁サンはあまり音楽聴かないのであまり問題にはなりませんでしたが。

 昨年、音楽好きの長女がパレットを使う機会が増えまして、そのままではちょいと不足ということで、ネット情報にならい外部入力端子を増設しました。これは好評でして、長女はスマホをつないで音楽を聴いていました。

 ただ、音そのものは、やっぱりあんまし良くはありませんでした。


 半年前にDYデミオを手放してDJデミオを買ったのですけど、このときにスピーカーやらドライブレコーダーやらポータブルナビやら、外せるものは全部外して下取りに出しました。当然ですよ。どれもこれも自分のゼニと手間で取り付けたものです。査定が無関係ならタダでくれてやる理由はありません。

 その取り付けた16cmスピーカーが、パレットと同じサイズらしいということがわかったので、今回移植に挑戦することにした次第です。

 まあ、素直に交換できるとは思ってはいませんでしたけど、いざ内張りを剥がして(これが大仕事)純正スピーカーを取り外してみると、問題山積みでした。サイズは確かに16cmで合っているのですけど、奥行きと取り付け方法が全然合ってない。すんなりトレードインできたDYデミオは偉大です。
 そのままでは取り付けられないのであれば、なんか工夫するしかありません。
 緑色のグロメットは純正スピーカー(奥行きが深い)に合わせた専用の金具で、今回取り付けるアルパインのスピーカーにはまったく合いません。ここはかなり知恵を絞りました。で、結論は上記ツイートのように、手元の木片にネジ穴を空け、ビスを受けることにしました。

 ビスを受ける部分がただのテープ留めというのは普通に考えるとありえないのですけど、ここについては一応の勝算があってそうしました。
 1 ビスが利けば木片は引き寄せられ、よりしっかり粘着するはず。
 2 最近の強力両面テープが本当に強力。
 3 これが一番重要だが、今回取り付けるアルパインのユニットはビスの受けが穴ではなく切り欠きになっているので、あらかじめビスをねじ込んでから取り付けられる。
 かくしてフロントスピーカーは無事に取り付けられました。本来なら取り付けたユニットの写真をアップすべきだと思うのですが、それを撮り忘れるあたりが私の私たるところです。


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ssh1119 CF-1480リフォーム再挑戦 [DIY記]

<2022>

 ソニーのラジカセ、CF-1480のリフォームに再び挑戦しました。そのご報告。


 「スタジオ1480」の愛称で売り出されたCF-1480は、私が小学生のころ、兄と共用ということで買ってもらったラジカセです。実家でホコリをかぶっていたのを6年ほど前に救出し、やれる範囲で分解掃除を施し、なんとかラジオはちゃんと作動するようになりました。

 一方のカセットは、動くことは動くようにはなりましたが、回転は安定せず音もイマイチどころかイマハチという感じ。別に普段使うものじゃないのでこれでいいっちゃあいいんですけど、直るものなら直してやりたいとは思っていました。

 モーターの不具合は長時間動かすとよくなることがあります。で、昨年、数時間動かし続けてみました。結果、まったく動かなくなりました。あらまあ。


 まあ、私が小学生のころっつーたら、かれこれ50年前です。半世紀も昔のキカイですから、ラジオがちゃんと鳴るだけでも立派なもんです。ということでしばらくCF-1480のことは諦めていました。


 気が変わったのは、ヤフオクでジャンクのCF-1480を見つけたから。もしかしたらパーツ取りで状況が改善するかも。入札を試みたところ、あっさり一発で落とせました。半世紀前のジャンク品ラジカセなんて誰も興味ないんでしょう。送料込みの2000円は悪くないお値段でした。



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ssh1117 D-164チューンアップ最終章 [DIY記]

<2021>


 例年の年末年始は家族や親類があつまって会食したりお出かけしたりで、けっこうやることが多いのですけど、この年末年始はそういうことがあまりありません。親類も来ないし、嫁サンも子どもたちもてんでに仕事やらお出かけやらで、私はあまり用事を仰せつかりません。つまりヒマです。おかげでこの年末年始は思う存分DIY三昧です。


 今回ですが、今月上旬から取り組んだD-164チューンアップが完了しましたので、そのご報告を。


 はっきり言ってD-164を現在の書斎に置くのはかなりムリがあります。元来は開口部を外に向け、床に直に置くシステムです。奥行きは180mmしかないですが、縦横は910mmx600mmとジャンボサイズ。D-101Sスーパースワンも快調なのでD-164をわざわざ置く合理的理由はありません。ありませんけど、20代のとき初めて自作した思い入れたっぷりのスピーカーです。塗装をやり直し、新しいユニットを取り付け、脚をはかせて壁に直付けしてオーディオラックとスーパースワンの後ろに無理矢理置きました。開口部は内側を向いていますが、この形でしか置けません。

 で、やってみたら、低音がまるで不足していた。正確には低音はちゃんと開口部から出ているのだけど、リスニングポジションに届かない。ラックが邪魔していました。

 そこで上述のツイートのように、開口部にベニヤ板を設置し、下方向に低音が放射されるようにチューニングしました。ディスプレイも後方に移動しました。これは一応成功して、チューニング前よりも低音の量感は増えました。


 この夏、ベニヤ板の補強を考え、一旦外してみました。せっかくなのでと外した状態で鳴らすと、あれ?外す前と大差ありません。

 ここから、あーでもないこーでもないと思案が始まりました。

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ssh1116 年末年始DIY企画その3〜カワイデジタルピアノのペダル修繕 [DIY記]

<2021>

 カワイのデジタルピアノのペダル修繕のご報告。


 我が家にカワイPW-970がやってきたのは20年以上前のこと。長男がピアノ教室に通い始めたときです。結局長男は1年ほどでやめちゃったのですが、長女は高校入学まで継続しました。COVID19のステイホーム中はけっこうピアノを弾いてました。最近も好きな曲の楽譜を取り寄せて毎日弾いてます。


 その彼女が、どーもピアノの調子が悪いと言うんですね。彼女によると

1. スライド式のボリュームつまみを動かすと音が出なくなる。

2. ペダルの反応が鈍い。


 モノが古いだけに寿命かなとも思ったんですけど、20万円もした楽器ですから、見てみることにしました。


 まず1.ですが、これは単なるガリでした。長いことボリュームつまみを同じ位置にしてたのが原因。左右に10回ほど動かしたらあっさり治りました。


 問題は2.。状態を確認するには、ピアノを横倒しにして下部を見なきゃなりません。幸い次男が休みなので、2人で動かします。相手は楽器ですから本当はシロウトが動かすのはよくないんですけど、古いモノだし、まあいいかと横倒しにしました。デジタルとは言えなかなかの重量級で、作業はちょいと怖かったです。


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ssh1115 年末年始DIY企画その2〜ユニットバス手すり交換プロジェクト [DIY記]

<2021>

 引き続きのDIY記です。

 今回は懸案の中の懸案であった、ユニットバスの手すりの交換です。

 気がつけば我が家もまもなく築20年。相応に加齢してきました。建物そのものは大工さんたちがすごくいい仕事してくれたおかげで今でもシャンとしてるのですけど、建具や住宅機器は使ったぶんだけ傷んでます。昨年はトイレを交換しました。これからもちょいちょいリフォームの必要が出てくるんでしょう。老後の資金を考えると気分が暗くなります。年金65歳までもらえないし。


 ユニットバスの耐用年数は15~20年だそうで、本来ならぼちぼちユニットバスごと交換すべきところです。懐具合に余裕があればそうするでしょうけど、仮定法過去形レベル(余裕はないのでできない)のお話です。

 我が家の担当業者は完全注文システムで、風呂でもキッチンでもドアでも、どんなメーカーのものでも対応してくれます。ユニットバスはあれこれ検討した上で日立のものにしました。決定打は予算。日立のユニットバスはもともと値段が低めになってるのですけど、納入価格はちょっと驚くような値引き率でした。その日立もユニットバスの事業からはとっくに撤退していて、現在はハウステックが事業を引き継いでいます。


 さて、問題の手すり。改めてよく見ると、まー見るも無残という感じです。


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ssh1114 年末年始DIY企画〜STR-22リフォームプロジェクト [DIY記]

<2021>

 11月下旬は時間割のお仕事でなかなか大変でした。もとを正せば私の取り掛かりが遅いのが悪いのですけど、そうは言っても、どのくらい早めに取り掛からないとつらいことになるようなレベルのお仕事であるのかは、経験の浅い人間にはわかりません。本人的には準備はしていたつもりだったんですけど、敵は思った以上に強くて。

 それでも、同僚さんたちのご協力(ご迷惑)をいただいて、なんとか難敵をクリアし、ホッとしています。


 ホッとすると、好きなことをやりたくなります。ssh1113のPM-14SA2の修理もその一つでした。

 今回は、そのあとに着手したSTR-22のリフォームについてご報告いたします。


 ソニーのレシーバー(チューナーとアンプが一体になったもの)、STR-22は、私が大学1年のときにアルバイトして買った思い入れのあるコンポです。メインシステムからはとうの昔に引退してますが、デスクトップシステムの中核として現在も働いています。一時期チューナーの同調がおかしくなりましたが、DIY修理で回復しました。


 今回のリフォームの狙いは以下の2点。

1. ダイヤル照明の2つのランプのうち右側が切れている。

2. FMプリセットチューニングの切り替えプッシュボタンの5つのうち2つが戻りにくい。


 正直言って、この2点は実用上あまり問題はないです。1.については、片方は点灯しているので通電しているかどうかはわかります。2.についても、FMはそんなに聴かないです。

 そうは言っても気分はよろしくない。私の性格として、モノが本来の機能や状態じゃないのはどーもイヤなんです。

 ということで作業に着手しました。



 古くない機器の修理なら部品を交換すればOKですけど、古い機器はそうは行きません。STR-22も30年くらい前の製品ゆえ、部品の入手はまずムリ、メーカー修理ならここでおしまいです。

 しかし、ここからがDIYの醍醐味でもあります。部品がなけりゃ、代わりの方法を考えるまでです。


 一方のFMプログラムチューニングのプッシュスイッチ。こっちはさらに厄介です。根治にはスイッチ交換が必要ですが、そうなると完全にバラして基盤からスイッチを取り外す必要がありますし、そもそも互換性のあるスイッチがあるのかという問題もあります。前述のようにFMはそんなに聴きませんので、そのためだけに危ない橋を渡るのはちょいと不合理です。


 ということで、こんな作戦を立てました。

1. 照明はなんとか代替措置を考える。

2. プッシュスイッチは潤滑などで対応する。

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ssh1113 冬の稲妻企画〜PM-14SA2リレー交換プロジェクト [DIY記]

<2022>

 

 我がオーディオのメインシステムの中核・マランツPM-14SA2をDIY修理しました。本日はそのご報告。


 発端はスピーカーB端子につないでいるD-164の右チャンネルから妙な音が出たことでして。CD聴いてたら歪んだり、音が途切れたりで、一聴して接触不良の症状でした。

 最初はアンプのトラブルだとは思わなかったんです。自製のスピーカーなんで端子の接触不良だろうと思い、ユニットを外してファストン端子をしっかりつなぎ直してみました。その時は良かったんですが、またしばらくして同じ症状が出ました。

 こういうときは、慌てず順番に可能性を一つ一つ潰していくのが鉄則です。

1. カセットデッキの音を再生する。これで問題がなければCDプレーヤーかCDとの接続の問題。→症状変わらず。CDプレーヤーのせいではない。

2. スピーカーをつなぎ替える。同じスピーカーから同じ症状が出ればスピーカー側の問題。→B端子右チャンネルにつないだスピーカーから異音が出る。スピーカーの問題でない。アンプの問題の可能性大。

 ここで覚悟を決め、ラックからPM-14SA2を引っ張り出します。


 まずは配線をチェック。どれも実にしっかりハンダ付けされてます。配線のトラブルではなさそう。

 テストを繰り返すうち、症状の出方にクセがあることがわかりました。スピーカー切り替えスイッチを切り替えると症状が出たり消えたりします。原因は切り替えの回路にありそうです。

 PM-14SA2のスピーカー切り替えは純スイッチではなく、リレーで切り替えています。スイッチを操作するとリレーの「カチッ」という音がして接続がつながったり切れたりします。

 リレーというのは簡単に言うと電磁式のスイッチです。アンプは電源オン直後にスピーカーを痛めるような信号を出すことがあるので、出力にリレーを入れてスピーカーを保護しています。PM-14SA2はこのリレーがスピーカー切り替えの仕事もやってるようです。

 リレーは消耗品らしく、長く使っているとどうしても痛むもののようです。


 アンプはCDプレーヤーやカセットデッキやラジカセなんかと違って、筐体内の空間にかなり余裕があります。見た感じ、基盤を外すのは大したことなさろう。ということでDIYの時間です。shira史上最も高価で重いコンポのDIYです。

 

 

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ssh1103 夏休みミニ工作 書斎デスクの小改造 [DIY記]

<2021>

 COVID19の感染拡大が止まらないのに、よせばいいのに、オリンピックが強行されました。おかげで感染はますます拡大し、東京も医療崩壊状態です。まったくもって本邦のおエライさんたちはおバカさんばっかです。


 感染拡大のあおりで夏休み中の学校活動(部活や補習)にストップがかかりまして、加えて自治体からもいろいろ出てまして、おかげでここんとこずっと在宅です。

 まあでも、内向的性格のshiraにとって、巣篭もりは苦痛ではありません。家の中でやることはいっぱいあります。


 本日はミニ工作をご紹介します。




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