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ssh1144 「教育の敗北」という敗北宣言 [教育問題]

<2023>

 私ことshiraは、ブログだけでなくSNSもやっております。

 やっておるのですけど、「教育の敗北」なる文字列を見ると、本当に本当に、気分が悪くなるのです。


 何なんですかね、この「教育の敗北」って物言いは。

 いや、政府与党的な人たちからの理不尽な批判なら慣れっこです。どーせ〇〇ですから。

 「教育の敗北」という言い回しは、リベラルを自認する方々から放り投げられるのですよ。


 まあ、気持ちはわからないでもないです。

 史実やまったく当たり前のことにデタラメなケチをしつこくつけられたら、誰だってギブアップしたくなります。


 でもね、だからって、なんでそれを教育だけに責任転嫁しちゃうんですかね。


 あのね、教育は敗北なんかしてませんよ。

 義務教育レベルの知識判断力のない人間は、そもそも教育と戦ってすらいない。彼ら彼女らは、教育から逃避している。

 戦いから逃げた人間がいることを「敗北」とは言わないでしょう。


 

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ssh1143 INAXトイレの漏水修理 [DIY記]

<2023>

 自宅2階トイレの水漏れを修理しましたので、そのご報告。


 我が家はまもなく築20年。家そのものはシャンとしてますが、新築時に取り付けた設備類は寄る年波でくたびれております。ここ5年で食洗機と1階トイレを取り替えました。高かったっす。

 1階のトイレの不調は微弱な水漏れから始まりました。ジャバジャバ漏れてるわけでもないので大したことなかろうとタカをくくってたのですけど、甘かった。漏水はシャワー部分からで、ここはパッキン交換等で対応できないものでした(古い機種なので)。直すには丸ごと取り替えるか、最低でもシャワー便座一体型のタンク部分を取り替えねばいかんということで、結局丸ごととっかえリフォームになりました。(ウオッシュレットというのはTOTOの商標でして、一般名称はシャワートイレなんだそうです)

 一方の2階トイレは、1階に比べ使われることが少なく、トラブルなく来てました。とは言え、1階がああいう臨終を迎えたので、いずれ2階もそうなるだろうと覚悟はしておりました。


 さて、その2階トイレが、昨年半ばから調子が悪くなりました。流したあとも水がチョロチョロと止まらずにいる。ああいよいよ来たか、どうにもならなくなったらリフォームだなと思いました。この頃は仕事はけっこう大変だったということもあり、チェックすることもなく放置していました。

 で、今月ようやく、一応ちゃんと見てみるかと思い、タンク内や便器をチェックしてみました。

 すると、1階トイレが臨終したときと、だいぶ様子が違うのですね。

DSCN6103.jpg

 水が止まらないのは、シャワー部ではなく、タンクに水を入れる部分でした。ボールタップという名前のバルブなんですけど。本来なら水を流すとバルブが開いて水が入り、タンクに水がたまると水が止まるのですが、タンクに水がたまってるのにいつまでも水がチョロチョロと入ってました。

 だったら、ここのパッキンを新品に替えれば直りそう。ということでDIYの時間になりました。

 しかし、このDIYは、予想以上のLong and winding roadでありました。

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ssh1142 2023年新年度のご挨拶 [ご挨拶&エッセイ]

<2023>

 4月になりました。2023年度の始まりです。

 新しい年度の始まりは、期待と不安が入り混じって、なんとも言えない雰囲気です。はい。還暦過ぎても、新年度はなんとも言えない感じがします。

 そのなんとも言えない新年度のご挨拶とご報告です。毎年恒例ではありますが。


 すでにご報告しましたように、この3月で定年を迎えました。教育委員会からご体操、じゃなくて御大層な感謝状をいただきました。ええ、ホントに御大層なブツでして。雑誌のオマケのピンナップくらいあるでっかい紙です。

 とは言え、年金は65歳までもらえません。現金収入なくして糊口はしのげません。同年代の多くの方々と同様、私も再雇用となりました。正式には再任用教諭というそうです。

 同時に、勤務先も異動となりました。

 再任用=異動というルールがあるわけではありませんで、引き続き同じ勤務先というケースもよくあります。のですけど、私は前任校に9年もおりまして。加えて担任クラスが3月で卒業しました。まあ誰がどう見ても異動すべき立場です。

 ホンネとしては、3年間担任をしたクラスが卒業した直後に異動するのはイマイチです。卒業した生徒たちがゴールデンウィークや文化祭や夏休みに母校に来てくれたとき、会えないんで。まあでも、しゃーないです。


 異動先は、自宅から10kmほどの農業高校です。


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ssh1141 2022年度末のご報告 [ご挨拶&エッセイ]

<2023>

 2022年度、最終週となりました。土曜日からは新年度です。

 ということで、高齢、いや恒例の年度末のご挨拶と本年度のご報告です。


 まずは本業のこと。

 2020年4月に迎えた生徒たちを、この3月に卒業生として送り出すことができました。

 当地の公立高校は、担任が3年間「持ち上がり」が慣例となっています。担任を持つことは「千日修行」などと言われたりします。さらに年齢制限が特になく、50代だろうが定年間近だろうが千日修行に突入することは全く珍しくありません。かく言う私も50代後半にして千日修行を仰せつかりました。

 この学年、本当に特殊でした。原因はもちろん新型コロナウイルスです。3年間コロナに振り回された学年です。


 彼ら彼女らが中3の2月、時の首相である安倍晋三が、突如全国一律の一斉休校を要請しました。

 これは本当に寝耳に水でして、学校現場どころか、各地の教育委員会すら事前に何も知らされていませんでした。私もニュースで「え?マジ?」と思ったくらいです。

 コロナに振り回された3年間どころか、入試前からコロナにいたぶられてたわけです。


 入試も新年度準備も特殊なものでした。で、なんとか入学したものの、3日目にしてまたも休校。この休校は1ヶ月以上続きました。

 学校生活も翻弄されました。遠足・クラスマッチ・合唱コンクールなどの行事は軒並み中止。高体連も高野連も高文連も大会はことごとく中止。当地の高校生が最も燃える文化祭も超緊縮モードでした。

 授業もまったくの非日常。ペアワークやグループワークはご法度。授業中の声出しも最小限。英語教員としては音読ができないというのは致命的でした。我々教員は一時期、マスクしてフェイスシールドして授業しろと言われました。一応やりましたけど、まあ暑い暑い。コロナに罹患する前に具合悪くなりそうでした。

 まあまあ高校生活っぽいことをやれるようになったのは、高2の後半くらいからです。

 とは言え、生徒も教員もずーっとマスク着用でした。寄る年波で生徒の顔と名前が覚えられなくなってきたことを差し引いても、今回の学年の生徒は、まるで判別できない生徒がいっぱいいます。




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ssh1140 D-164レイアウト変更 [DIY記]

<2023>

 D-164のチューニングをさらに進めた結果、大幅なレイアウト変更に至りました。本日はそのご報告。

 D-164は私が本格的に制作した最初のスピーカー。25歳のころに制作し、日々いい音を鳴らしてくれました。5年ほどしてD-101Sスーパースワンを作り、第一線を退きます。その後長らく実家でホコリを被っていましたが6年ほど前に救出。塗装をやり直し、フォステクスFE166Enを取り付け、上記写真のような形で書斎に設置し再稼働させました。

 が、肝心の音は、予想してたのとはちょっと、いや、かなり違ってました。かつて実家で使っていたころは、少々大味ながら豪快な鳴りっぷりで、特に低域の再生能力はホレボレしました。こいつのおかげでパイプオルガンのCDを何枚も買ったくらいです。

 一方、書斎に設置したD-164からは、あの地鳴りのような低音が出てこない。むしろD-101Sの方が低音が良く出てる。中音域もクセがあり、悪い時はトランジスタラジオみたいな安っぽい印象の音を出しました。

 そこからは試行錯誤の連続。sshでもD-164チューンアップの記事が何度もアップされているように、

 ・脚を切り詰めて高さをおとす。

 ・DVD用のディスプレイを移動させる。

 ・開口部の前に板材を取り付けて低音を下部に向かわせる。

 ・オーディオラックを前方に移動し開口部周辺のスペースを広げる。

てなことをやってきました。

 で、結果としては、どれもまあやればやっただけという程度。抜本的な改善には至りませんでした。


 以前も書いたのですけど、CD-80でCDを聞いている分にはD-164の音はそんなに悪くありません。D-101Sの方がいい音ですけど、低音がかなりたっぷり出るので、D-164の方がいいかなと思うこともあるくらいでした。

 それが、DVDを再生すると、両者に明確な差がつく。D-101SからD-164に切り替えると、低音がまったく弱く、本当にトランジスタラジオみたいな印象です。


 上のツイートにあるように、D-164は本来なら床に直に置くべきフロア型です。さらに開口部は外向きの方がいい。

 しかし、高さ900mm幅600mm奥行き180mmの巨大な雑誌みたいなD-164を書斎に置くには、オーディオラックとD-101Sの後ろに置くしかない。で、そこは床の直置きは不可能。ユニットが低すぎてラックに隠れてしまうし、背面の壁にはコンセントがあります。どうしても床から300mmくらいは持ち上げないと置けません。

 で、床から持ち上げると、背面の窓と窓枠に干渉します。窓が狭くなるのはガマンするにしても、窓枠は壁より20mmほど出っ張っていて、D-164を壁にぴったり押し付けることができなくなります。

 そういう制約だらけの状況なので、開口部を向き合わせて窓を挟むような形で置く以外に方法は見当たりませんでした。これまでは基本同じレイアウトのままいろいろいじくってきたわけです。

 ただ、開口部を外に向けたいという気持ちはずーーーーーーっと持ってはいました。いましたけど、考えるたびに「やっぱムリだな」という結論に達する。そんなことを数十回はしたと思います。



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ssh1139 パイオニアPL-30LIIのトラブルシューティング [DIY記]

<2023>

 メインシステムのレコードプレーヤー、パイオニアPL-30LIIにトラブルが発生しました。

 本日はそのトラブルシューティングのご報告。


 PL-30LIIは私のメインシステム中で唯一の譲り受け品です。もうずいぶん前、20年以上前ですけど、嫁サンの従妹さんの家に遊びに行った際にホコリを被っているのを発見しました。オーナーは従妹さんの夫君でして、聞けばもう使わないので捨てるつもりだとのこと。こんないいコンポをもったいないと、その場で譲ってもらいました。さすがにタダでは申し訳ないので、お小遣い程度のお礼を払いました。

 取扱説明書もカートリッジもない状態でしたが、通電するとちゃんと動きました。それまで使っていたテクニクスSL-Q3を当時の同僚さんにお譲りし、選手交代となります。

 いざ使おうとするといろいろと不具合がありました。特に困ったのはアーム周りで、角度は前下がりだし、リフターも効かない。しかしあれこれいじくっているうち、アームもリフターもちゃんと高さが調整できるようになっていることに気づき、適当に調整して無事使えるようになりました。当時はインターネットもまだ普及してなかったので、調整はまったくの手探りです。

 カートリッジはオーディオテクニカAT-F3。MC型のカートリッジとしては手頃な価格のハイCP品です。現在でも生産されているようです。しっかりした作りのプレーヤーと組み合わされてなかなかの音を出してくれました。

*訂正:AT-F3は生産終了しています。


 さて、時は流れて2023年、気まぐれで久しぶりにレコードをかけようとしたところ、針が降りません。


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ssh1138 パレットのリアカメラ移植 [DIY記]

<2023>

 嫁サンのクルマ、スズキ・パレットに以前取り付けたドライブレコーダーのリアカメラをリアハッチ外側に移植しました。

 パレットのドライブレコーダーはずいぶん前に取り付けました。アマゾンで見つけたアネロというブランドで、信頼の中国製です。リアカメラ付きで5000円はお買い得でした。モノは悪くなかったのですけど、取付金具だけはまったくダメ。吸盤は弱くてすぐ落ちるし、可動部を締めるプラスチックのナットも簡単に欠けてしまいました。やむなくDIYで加工して、両面テープでガラスに取り付けました。リアカメラはリアガラス付近に適当に取り付けました。配線には赤いコードが付いてましたが、まったく気にも掛けてませんでした。

 2年ほどして、この赤いコードに通電すると、ドライブレコーダーのディスプレイがバックビューモニターに切り替わることをネットで知ります。試しにバックランプのプラス線につないでみたら(これ結構な大仕事でした)、おお!確かにバックビューモニターになるじゃないですか。


 しかしカメラを室外に出すのはしばし躊躇しておりました。理由は

 1. カメラを外部に設置する作業が考えるだけで憂鬱。配線を外に通さなきゃならないし、防水の問題もある。ヘタするとドリルで鉄板に穴をあけなきゃならない。怖い。

 2. バックビューモニターのカメラはうんと下向きに取り付けるもので、後方録画が不十分になる心配がある。

 3. オーナー様(嫁サン)からバックビューモニターの強い要求がない。


 気が変わったのは、義父のクルマにドライブレコーダーを取り付けたからです。依頼を受け、アネロの新型を発注。前々からバックビューモニターが欲しいという話も聞いてたので、セダンのトランクリッドにリアカメラを取り付けました。初めての経験ゆえおっかなびっくりの手探りではあったのですけど、案ずるより産むが易し。やってみたら思ったほど困難な作業ではありませんでした。最も心配していた配線も、適当な穴がありました。ここ10年くらいのクルマは純正のバックビューモニターを取り付けるためにそういう作りになっているみたいです。(義父のクルマということで写真も記事もアップしません)


 ということで、本丸のパレットに取り掛かります。

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ssh1137 DJデミオ異音対策まとめ [DIY記]

<2023>


 DJデミオの室内異音対策がこの年末年始にひと段落しましたのでご報告。


 わがDJデミオXD Lパッケージは、一昨年に5年4万km落ちで購入しました。新車と見紛うほどピカピカに磨かれた内外装・スカイアクティブD 1.5の強大トルク・静かで快適な室内ということで、日々ゴキゲンでありました。

 が、そうはいっても、そこは中古車。まもなく室内から異音が聞こえるようになりました。


 異音対策は、リクツとしては至って単純。原因となる部分を特定し、ネジを締め直したり、緩衝材をはめ込んだり、部品を交換したり、潤滑剤を塗ってやったりするだけです。

 ところが「原因となる部分の特定」がかなり面倒。単純なケースだと、走行中に異音のするあたりを手で押さえてやると止むんで、そこを対策すればいいんですけど、そういう素直な異音って少ないんです。多くの異音は気まぐれで、ある日は気になるのに別の日は全然聞こえないなんてこともある。ディーラーに持ち込んだらその日に限って全然再現しなかったなんてこともザラです。


 たかが異音と言うなかれ。異音は路面の凸凹や旋回中などでクルマに力が加わったときに発生しますんで、異音が出るとクルマの剛性感がものすごく低くなります。異音のないクルマは走りがビシッと感じられます。


 さてDJデミオ。気になっていたのは以下の3つ。

 1. ダッシュボードのガタガタ音

 2. 運転席足元からの金属質のシャリシャリ音

 3. Bピラー付近からのチリチリ音


 ダッシュボードは異音を発生しやすい場所です。そもそもが巨大なプラスチック部品ですから、共振しやすいし、ボディへの取り付けもなんかの拍子に隙間ができる可能性があります。加えていろんな部品が取り付けられてるので、その接合部もガタが出る可能性があります。

 DJデミオはダッシュボードからのガタガタ音がわりと出やすいみたいで、ネット上でも同様の報告がけっこう見つかります。取り付けボルトを増し締めすると良くなるようですけど、一部のボルトはボンネット内にあって、かなりバラさないと締められないとのこと。

 安くてラクなのは、ダッシュボードとボディの隙間(ウインドスクリーン下部)に緩衝材を押し込んでダンプしてやること。そういうグッズも売ってます。私もそれを考えたのですが、2000円ほどするというので、まずは手元の厚さ10mmほどのゴム板を切って押し込んでみました。効果は十分で、ガタガタ音はピタリと止まりました。

 ただ、形状がイマイチで、しばらくすると押し出されてしまいました。そこで木工ヤスリで加工修正して押し込むを何度か繰り返しました。結果、まずまずの状態になっています。



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ssh1136 2023年始のご挨拶 [ご挨拶&エッセイ]

<2023>


 2023年になりました。sshより年始のご挨拶を申し上げます。

 本来であれば年賀の慶びを表すべきところではありますが、校長先生が逝去したばかりですので、年賀は控えさせていただきます。


 DSCN5861.jpg

 ペットとはいえ15年以上いっしょに過ごしましたんで、いざ鬼籍に入ってしまうと、思っていた以上にいろんな感情が湧きました。当初は庭に埋めることも考えたのですけど、結局焼き場で火葬してもらい、持ち帰る予定のなかったお骨も持ち帰りました。で、やっぱり淋しいので、お骨の入った缶を写真のような形にしました。花はお世話になった動物病院からいただきました。絵本は娘のもの、ペットフードとプチトマトと水はお供えです。これは火葬直後の写真で、現在はさらに多くのものが飾られてます。花は嫁サンと娘が定期的に換えてます。土葬に備えて次男と私が2時間かけて掘った穴は使われることなく放置されています。


 さて、2023年のshiraは3月に定年退職となります。


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ssh1135 追悼 ssh校長先生(5) [校長室だより]

<2022>


 在りし日の校長先生を偲ぶ画像集、その3です。


 校長先生は大変に臆病な方でした。高所も風呂も動物病院も苦手でしたし、見知らぬ人や動物はさらに苦手でした。散歩中に人やイヌが通りかかるとえらい剣幕で吠えました。一度ネコと鉢合わせたことがあるのですけど、校長先生がビビって逃げ出しました。


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