ssh1142 2023年新年度のご挨拶 [ご挨拶&エッセイ]
<2023>
4月になりました。2023年度の始まりです。
新しい年度の始まりは、期待と不安が入り混じって、なんとも言えない雰囲気です。はい。還暦過ぎても、新年度はなんとも言えない感じがします。
そのなんとも言えない新年度のご挨拶とご報告です。毎年恒例ではありますが。
すでにご報告しましたように、この3月で定年を迎えました。教育委員会からご体操、じゃなくて御大層な感謝状をいただきました。ええ、ホントに御大層なブツでして。雑誌のオマケのピンナップくらいあるでっかい紙です。
とは言え、年金は65歳までもらえません。現金収入なくして糊口はしのげません。同年代の多くの方々と同様、私も再雇用となりました。正式には再任用教諭というそうです。
同時に、勤務先も異動となりました。
再任用=異動というルールがあるわけではありませんで、引き続き同じ勤務先というケースもよくあります。のですけど、私は前任校に9年もおりまして。加えて担任クラスが3月で卒業しました。まあ誰がどう見ても異動すべき立場です。
ホンネとしては、3年間担任をしたクラスが卒業した直後に異動するのはイマイチです。卒業した生徒たちがゴールデンウィークや文化祭や夏休みに母校に来てくれたとき、会えないんで。まあでも、しゃーないです。
異動先は、自宅から10kmほどの農業高校です。
私shiraは、農業科とはけっこう深い縁があります。
初任校は総合高校で、普通科と農業科と家政科がありました。2校目は農業科と工業科から成る小規模な高校でした。普通科オンリーの高校に赴任したのは、教職12年目でした。その後普通高校を2つ経験して、今回の異動で久々に専門高校に異動となりました。ですんで、農業科のある高校はこれが3校目です。
いやあ、いいですねえ、農業科。
3校目にして初めて普通高校(理数科はありました)に異動したとき、結構なショックだったんですよ。地区No.1の進学校というので生徒の学習面にかなり身構えていたのですが、そっちは案外そうでもなくて。ショックを受けたのは施設設備のショボさです。一言で言うと、狭くてモノがない。
専門高校(昔風に言うと実業高校ですけど)って、まず敷地が広いんです。農業科なら農場があるし、工業科なら工学やるための建物や設備がある。特に農業科は広い。つーか、はっきり言ってだだっ広い。
高校だとイメージできないという人は、大学の農学部や工学部のキャンパスを思い浮かべてもらうといいとおもいます。って、農学部や工学部のキャンパスを知らなきゃイメージのしようがないでしょうけど。まー広いですよ。長男が某大学の工学部出身なのですけど、彼が学生のころ、嫁サンがキャンパスを見て驚いてました。彼女らは東京の文系学部の短大出なんで。
専門高校、昨今は進学者が多いです。新任校は3つのコースがあるのですけど、コースによっては過半数が進学します。国立大学の農学部にも毎年進学しています。進路指導も責任重大です。
つーても、今年の私は、進路指導担当ではないのですよね。全然別の部署にあてがわれてます。
新学期も始まったばかりでして、まだあまり慣れてないのですけど、ここまでの印象としてはなかなか素敵な学校です。なにより生徒たちが好印象です。少しばかり頑張れそうな気がします。
新任校は自宅から10kmほどありまして、さすがに私の体力では自転車通勤はムリです。毎日DJデミオで通勤しています。
当地はイナカゆえ自動車通勤が主流なのですけど、同僚さんたちに聞くところによると、けっこうな渋滞があって、自宅住所によっては朝は早く出ないといけないケースがあるようです。
その点、同僚さんたちには申し訳ないのですけど、私の通勤ルートは恵まれていて、かなりスムーズに走れます。クルマにとってはかなり健康的な環境です。たぶん燃費も相当良くなると思います。
仕事以外の面ですが、変化を実感するのはこれからですね。
定年を迎えましたんで、まもなく退職金が支給されますけど、大半は住宅ローンの返済に充てることになります。残はありますけど、一時期話題になったン千万円には到底及びません。年金がもらえるまでは再任用の収入が頼りですけど、これがなかなかシブい。昨年度比だと半分くらいです。食えないことはないでしょうけど、さてどうなりますやら。
家族の方は相変わらずで、全員が昨年度と同じ仕事をやってます。どってことないと言えばどってことないなんですけど、どってことないのは案外尊いことです。
環境は変わりましたが、sshはこれからもぼちぼちと続けるつもりです。まあそもそも昨今は本題よりも趣味のDIYネタばかりですけど、これはこれでいいでしょう。
本年度もssh-スーパー小論文ハイスクールVer.2.0をよろしくお願いいたします。
2023-04-14 23:10
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