ssh1152 ssh、MacBook Airを招聘す(1)〜データ移行に四苦八苦

<2024>

　みなさま、お久しぶりです。

　本日はPCの更新のご報告をさせていただきます。

　iMac(late 2009)の後継マシンを購入いたしました。実に15年ぶりの更新です。

　パソコンの賞味期限は2~5年くらいだそうですので、15年というのは、クルマで言えば旧車みたいなもんです。

　もっとも、2009モデルのiMacでも、決定的に困ることはありませんでした。ハードは今でも快調です。

　Macのヘビーユーザーさんが割と頻繁に買い替えるのは、主に連携する機械、特にiPhoneとの連携のためらしいです。iPhoneがどんどんアップデートされるんで、パソコン側もすぐに古くなっちゃうと。

　まあ、iPhoneどころかガラケーすら一度も持ったことのない私には無関係ですが。むしろ相変わらずiPodを日々使ってる身には、15年前のマシンは好都合ですらありました。

　とは言え、さすがにOSもアプリケーションも寄る年並みで、だんだんと世の中から取り残されることが増えてきました。ここ数年、いろんなWebサイトにSafariが対応できなくなってきました。いい加減に更新せねばならんな、とグズグズ考えておりました。

　新たに招聘したのは、MacBook AirのM3モデルです。

　なぜノートパソコンにしたのかというと、単純にデスクトップ(iMac)よりこっちの方が割安だったからです。

　そもそも15年前にiMacを買ったのも、当時はノート(iBook)よりもコスパが良かったから。こういうところは根っからのケチでして。

　アップルストアは大学生および教職員だと10%ほど値引きしてくれます。15年前もその特典を利用しました。今回も定価より安く買うことができました。

　現在はキャンペーン中で、24000円分のアップルギフトカードがついてきます。けど、これは私にはさほどありがたくありません。アップル製品でいま欲しいものってないんですよ。iPod Touchがあれば欲しかったんですけど、販売終了してしまいました。

　にしても、アップルストアって配送がどえらく早いですね。木曜日に注文して、土曜日には届いちゃいましたから。私ゃそんなに急いでくれなくていいんですが。たぶん配送業社を泣かせてるんでしょうね。

　モノが届いたところで、データの移行です。Macには移行アシスタントというアプリがあるので、それを立ち上げて実行するだけです。

　・・・のはずなんですけど、これがまーーーーーーーー、実に大変だったんですよ。

　iMacが古すぎるのか、我が家のWifiが低スペックすぎるのか、とにかく通信が死ぬほど遅い。

　ネット情報によると早くて10分、長くても３時間くらいで終わるみたいなんですけど、私の場合、丸々一昼夜かかりました。土曜の午後にスタートし、終わったのは日曜の午後。まさしく蝸牛の歩みです。ウサギと競争したカメだってもちっと速かったんじゃないですかね。

　私にとってパソコンの最も重要な機能はネットと音楽です。特に音楽は絶対。iMacには160GBくらいの音楽ファイルが入ってます。これを適当に編集して3台(!)のiPodにダウンロードし、クルマや書斎や寝室で音楽を聴いてます。これができなければ新しいパソコンを買った意味はありません。

　MacBookのミュージックアプリを立ち上げ、iPodをつないでみました。

　ところが。同期されません。

　されないどころか、iPodのデータが空っぽになってしまいました。

　元データはiMacにあるからいいとして、さて、なぜ同期されないのか。

　ここからはちょいと長いお話になりますので、続きは次回。