ssh1151 謹賀新年2024 [ご挨拶&エッセイ]
<2024>
皆様、遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
と言いたいところですが、今年のお正月は、およそ正月気分にはなれませんでした。
原因はもちろん、元旦の大地震と、2日の羽田空港での大事故。
私の家族は正月に旅行するような文化がなく、自宅でのんびりします。なので正月のTVはよく観るのですけど、今年くらいTVばっかり見ていた正月はありません。ずーっとニュースを観ていました。
今のところ、地震の被害は詳しくわかっていません。航空事故の方も、原因は調査中です。
さて、私shiraの2023年は、いろんな不安があった割には、まずます平穏でした。
不安の1つ目は、ゼニです。
3月に定年を迎え、4月からは再任用教諭という立場になりました。
公立学校教諭の給与は100%年功序列です。長く働くほど給与は増える。定年直前が一番給与は高いわけです。
再任用教諭の給与は、初任者レベルです。
退職金はもらいましたけど、その多くは住宅ローンの繰上返済に消えました。
果たして生活していけるのか?
まあ、なんとかなってます。
定年にあたって、おびただしい分量の書類提出やらの手続きがありました。で、元教員の方々ともお話をすることがありました。
先輩方が言うのに、手取りは半分くらいになるけど、大丈夫、生活はできますよ、と。
で、実際そうでした。
確かに手取りはぐっと少なくなりましたけど、持家があって、子どもたちはもう社会人ですから、同じくらいの収入で生活している20代30代よりは楽でしょう。
もちろん優雅な生活などできませんけど、今までだって優雅じゃなかったわけで、まあそんなもんです。
不安の2つ目は、人事異動。
定年と同時に勤務校も変わりました。まあ、前任校には9年もいたので、順当です。
現任校のことはすでにssh1142で書きましたので繰り返しません。いい学校です。
別に久々の農業高校だから不安だったんじゃありません。
不安だったのは、新しい学校に異動するということそのものに対してでして。
環境が変わるってのは、けっこうなストレスなんですよね。私だけじゃなくて、多くの人にとってそうらしい。めでたく昇進したのに、それがストレスになるということもよくある話だそうで。私ゃ昇進したことがないですけど。
でまあ、寄る年波といいますか、加齢ゆえというか、私は異動を繰り返すごとに、新しい環境に慣れるのが簡単に行かなくなってきました。みなさんそんなもんなんでしょうか。
異動後しばらくは、不慣れゆえにいろいろと迷惑をかけました。
今までもそんなもんだったんですが、なまじっか職歴だけは長いもんだから、そういう迷惑をかけるのがひどく申し訳なく感じられるんですよね。
先方からすれば、いちいち申し訳無さそうにされても余計に迷惑でしょうけど。
つーても、すでに異動から9ヶ月以上経ってますんで、さすがにもう慣れてきてます。
でもしっかり理解するには、もう3ヶ月かかるでしょう。年度が一周回れば勝手も見えることでしょう。
さて、2024年。
冒頭から大変な災害・事故で始まりました。一体どうなるんでしょうか。
世界全体としては、ロシア・ウクライナ戦争と、イスラエル・ハマス戦闘が泥沼です。地震は天才ですけど、戦争は人災です。他国の介入がないとどうにもならない状況ですが、アメリカがイスラエルべったりなのでまったく役に立ちません。こちらについてはまったく先が見えません。
国内ですが、こちらは大きなパラダイムシフトが起きている感じです。
政治では自民党の裏金問題が白日の下にさらされました。これまでであれば政権の力でねじ伏せられてきたかも知れませんが、今回は逮捕者も出ています。
芸能はてんやわんやです。これまで絶対的な権威権力を持っていたジャニーズ・宝塚・吉本興業が次々に崩れています。
強いやつは強い、寄らば大樹の陰、何をしたってどうせ世の中変わらないさとニヒルに構えるのが「大人」だと思ってきた向きは、今や震え上がっていることでしょう。驕れる者も久しからず。倒れる時は一気です。
第二次安倍政権が抑え込んでいたパンドラの箱の蓋が吹っ飛んだという感じです。
自分自身については、あまり大きな変化はなさそうな感じです。
ただ、心配なのは両親です。父も母もかなりの歳なので。父は元気なんですが、施設暮らしの母はずいぶん小っちゃくなっちゃいましたので。
それでは、本年もssh-スーパー小論文ハイスクールをよろしくお願いいたします。
PS
この投稿より、コメント欄を再開いたします。
2024-01-10 22:06
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