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ssh78 第一志望で落ちた人へ [教科学習]

<2007>

 国公立前期の発表シーズンです。

 前期は、第一志望校の場合が多いです。
 だから、ここで落ちた人のショックは、デカいです。
 特に、合格可能性の高かった人、ここ一本にかけてきた人にとっては、ここでの不合格は、ホントに、本当に切ない。
 そういう、切ない思いをしているみなさんを、いささかでも励ませてればと思って、これを書いてます。(今、ホントに落ち込んでいて、全部読む気力がない人は、☆マークのとこまですっ飛ばして読んでください。)

 まず、最初に言っておきたいのは、努力不足だから落ちる、という人はたくさんいますが、落ちたのは努力不足だったから、とは限らないということです。
 受験が定員を奪い合う競争である以上、 どんなに努力しても、落ちることはあります。
 たまたま運悪く、自分よりも上の人間がドカッと集まってしまえば、力があっても、落ちます。

 もう一つ、「なぜ落ちたのか」と問うことはムダだということです。

 合否は、結局、点数から出した順位によってのみ決まります。
 どんなに問うたところで情報公開を求めたところで返ってくる答えは同じです。

 受験はまだ終わっていません。
 中期、後期があります。
 2次募集もあります。
 まだ、やれることがあります。
 今は、それにかけることが可能な時です。
 やれることがあるうちは、自分で勝手に終わりにしてはいけません。

 ☆

 何よりも、ホントに何よりも言いたいのは、一人で悩み続けないで欲しい、ということです。
 一晩くらい、泣き続けたっていいです。夜が明けたら、誰か、誰でも良いから、一番話のしやすい人に電話でも何でもして、話をしてください。
 誰かというのは、学校の先生でも、予備校の先生でも、先輩でも、友達でも、誰でも良いです。浪人生なら、母校の先生でも構いません。
 誰でもいいです。とにかく、話のしやすい人に話を聞いてもらってください。
 他人に話すと、それだけで、ずいぶんと重荷が軽くなります。ぜひ、それだけはしてください。

 一人で、いつまでも悩み続けるのは、絶対よくありません。
 絶対、です。

 誰かに話を聞いてもらう。
 ただそれだけのことすら、切なくてできない。
 真剣勝負の試験で負けるというのは、そのくらいのショックがあって当然です。
 誰かに話を聞いてもらう、という行動を起こすだけでも、かなり大変かもしれません。
 でも、そうやって行動を起こすことで、また動き出せるはずです。
 今、落ち込んでいるみなさん、ぜひ、誰かに話を聞いてもらって下さい。


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