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ssh608 「教育論・教育問題」村と姉妹提携してくれそうな村を探そう [マスコミュニケーション論]

<2013>

 

 sshはにほんブログ村に登録しております(注:現在は脱退済)。登録先は教育ブログの「教育論・教育問題」というカテゴリー。本来であれば小論文教育という形で登録したいところですが、今もって小論文教育というカテゴリーがなく、やむなく現在の形となっております。ブログ界ではあんまし需要ないんですかね、小論文。

 

 にほんブログ村のランキングはINOUT2つのポイントで集計されています。ポイントの計算方法はよく知りませんが、とにかくアクセスがあるとポイントがつく。INというのは、みなさんがsshの左カラムにあるにほんブログ村のアイコンをクリックするとsshにつくポイント。OUTはその逆で、ブログ村からsshにやってくるときにつくポイント、だそうです。へえ、そうだったんだ。最近まで知りませんでした。

 

 しかしまあ、ブログ「村」とはよく言ったものです。数えきれないほどのブログがある中で、同じ村の同じカテゴリーに登録した者同士は、まさに狭い村内の村民の様相を呈します。妙に密度の濃~い、村落共同体的人間関係。そのせいか、我が村では(自称)教育者の方々同士のささいなことでのいさかいが絶えません。ホンマに同業者かいな。村内がこんな感じでは、村全体がジリ貧となる危険があります。

 

 ところで。

 地方都市には海外に姉妹都市を持っているところがあります。草の根的な交流が行われたりして、閉鎖的になりがちな地方都市の風通しを良くしてくれることもあるようです。

 もし、わが村にも姉妹提携できる姉妹都市ならぬ姉妹村ができれば、国際交流とまではいかなくても異文化交流ができて、今の煮詰まった空気も改善されるのではないか。

 愛国心が暑苦しい、じゃなくて愛村心に厚い私shiraは、我が村の村おこしのために立ち上がることにしました。

 目指すは、我が村とどこかの村の姉妹提携。

 

 思い立ったが吉日。早速、候補となりそうな村を探してみることにしました。

 姉妹都市というのは、たいてい気候やら規模やら産業やらの似た者同士の縁で話がまとまるものです。

 今回は、人口(登録者人数)と集客力(アクセス人気)が近いものを探してみることにします。さあ、果たして見つかるでしょうか、教育論・教育問題の姉妹都市ならぬ姉妹村。


 


 視察に赴く前に、まずは我が村の現状を確認。

 「教育論・教育問題」村は人口400超の、割と大きな村です。集客力についてはこだわるとキリがないので、村の名士たるトップ3ブログのポイントだけ見ることにします。我が村のトップ3INOUTポイントは1000ポイント前後。sshIN150OUT20ポイントくらいですからその差は歴然、さすが我が村の名士たちであります。

 ついでに教育ブログ全体も見てみましょう。カテゴリーが村ならこちらはさしずめ「郡」でしょうか。人口約6000人、名士のIN2000弱、OUT8000-9000ほど。名士たちは早期教育や小中学校受験関係のブログです。子どもに対しては、財布のヒモだけでなくマウスを握る手も緩みがちになる、のが親心というものでしょうか。

 

 

 それでは姉妹村探しに出発しましょう。

 とはいえ、村(カテゴリー)は星の数ほどあります。端から探して何年かかるやら。ここは直感を頼りに、それっぽいところを無手勝流に当たることにします。

 

 

 最初は「旅行」県。

 ここにはすごい数の村がありました。その中で、人口407人の「子連れ旅行」村を視察。この村の名士のポイントはIN150前後、OUT1000弱と、OUTがずっと優勢。

 もう一つ、人口が近いのが478人の「沖縄旅行」カテゴリー。こちらIN250ほどですが、OUT1000を軽く越えていて、こちらもOUT優勢。

 旅行ブログだけあってOUT(お出かけ)が多いということでしょうか。どうも我が村とはイマイチ似ていないようです。

 なお、旅行ブログには「宇宙旅行」というミラクルな村もあります。こちら人口3名、トップブログのポイントは20~90ほど。宇宙時代村は宇宙ステーションのような存在であります。

 

 次の視察先は「生活」県。

 教育と言えば子ども、子どもと言えばということで、マタニティブログを視察することにしました。ここで人口が我が村に近いのは「子作り・家族計画」村。名士のポイントはIN150前後と地味ですが、OUT5000前後と、我が村を大きく引き離しており、提携を申し出るには至りそうにありません。

 マタニティブログ界には「天使ママ・天使パパ」という耳慣れない名前の村があって、ここも人口は我が村と近似です。ここの名士のポイントはINがやはり150前後に対し、OUT10000ポイントとケタ違い。天使ママ・パパというのは、乳幼児や胎児を亡くした親御さんのことだそうで、ちょい見しただけで泣きそうになりました。とても冷やかし半分に訪問する村ではなさそうです。撤退。

 

 次は「ペット」県を視察。

 イヌやネコは実にポピュラーで、まず人気で勝ち目はないでしょう。教育論教育問題と同じくらい地味そうなペットはと探してみたところ、ウサギがありました。

 いくら何でもウサギなら大丈夫だろうと思って視察に入ったところ、いやあ、犬種ならぬ兎種別にいろんな村があるんですねえ。その中で人口が一番近いのが約700人の「ミニウサギ」村。ところが、ミニウサギ村の名士はIN1300OUT4000以上。うーむ、教育論教育問題、ミニウサギに完敗です。

 せっかくペット関係に立ち入ったので、ものはついでとssh校長先生に敬意を表して「ミニチュアダックスフンド」村も見学させていだだきました。さすが人気犬種だけあって人口2700人超、ポイントもIN10000超、OUT25000超と段違い。教育ブログ関係者が束になってかかってもミニチュアダックスの前には手も足も出ません。

 

 「趣味」というところも視察してみましょう。ここは規模が大きいので、県というより府ですかね。

 趣味ブログはなかなかコアな感じで、鉄道とか映画とか、中には女装なんてのもあります。そうは言っても、こちとら一応は教育を標榜してますので、少しはそれっぽいのがいいと思い、人口434人の「クラシック音楽鑑賞」村を訪問しました。ここの名士はINにバラつきがありますがならすと1000くらい、OUT700前後。おお、かなり我が村に近い。これは有力候補です。

 え?女装ってのが気になる?はいはい、そうだろうと思って調べておきましたよ。正式には「女装(ノンアダルト)」という村です。人口約700人。名士のポイントはIN4000ほどでOUT30000前後。この村は人口一人当たりの収入(集客力)が実に高い。村おこしの見本のような村です。我が村なんざ貧村ですわ。

 

 気を取り直して、ブログ本来の機能たる「日記」県へ。

 ここを探検していたら、シニアブログという少子高齢化時代に実にマッチしたものを見つけました。見ると年代別に村がありました。中でも「60代」村は人口405人といい感じなので村内視察。しかしこの村、IN3000前後でOUT6000前後というリッチさ。口角泡を飛ばして教育論教育問題を論じたところで、60代日記ほどの注目はされないのですね。それどころか、60代日記村は教育ブログ全体すら脅かしかねない存在です。

 ついでに「70代」村も視察しました。人口211人で名士のポイントはINOUTとも2000前後。我が村はここにも歯が立ちません。シニアパワー恐るべし。

 少々心配なのは「80代」「90100代」という村。カテゴリーそのものは提示されているのに、参加者はどちらもゼロです。何かあったんでしょうか。

 

 さて、我が村にはおよそ教育ブログとは思えないウヨ君ブログがウヨウヨ(ってほどじゃないけど)しています。これも何かの縁ですから、彼らに敬意を表して、政治ブログの「保守」村を視察してみましょう。いきなり逮捕監禁されないよう慎重に行動しますから、ご心配なく。

 保守村の村民は250人ほど。しかし名士の集客力は相当なもので、INOUT10000を軽く越えています。人口の割に潤っているという点では、女装村と似てますね。この際、保守村と女装村で姉妹提携してはいかがでしょうか?仲介料はお安くしておきますよ。

 

 さて、ぼちぼち視察旅費も底をついてきました(ウソです、単にくたびれただけ)。もう一つだけ視察して終わりにしましょう。さて、ラストはどこにしましょうか。

 お、身近なところに行ってないじゃないですか。sshだって受験ネタを扱っているのだし、受験ブログを視察しましょう。

 しっかし、ここは実に細分化されてますなあ。同じ受験ネタでも、親とか本人とか塾とかあれこれで分かれている。その中で我が村に一番人口が近いのは人口約500人の「大学受験(指導・勉強法)」村。って、ここ、かつてsshが登録してたところじゃないの。大学受験(指導・勉強法)村のみなさま、sshがふるさとに帰って参りました。どうか私に「裏切り者め!」と罵声を浴びせたり石を投げたりしないでください。ホンの視察です、って、これじゃ却って怒られるかな。

 さてその大学受験(括弧内略)村ですが、こちらの名士はINOUT1500ほどで、我が村よりも明確に上です。やっぱり教育論なんかより、現実の有用なアドバイスの方が求められているのでしょう。

 

 

 というわけで、今回の限られた視察の成果としては、「クラッシック音楽鑑賞」村が姉妹提携には最も適格なようであります。教育論・教育問題村およびクラシック音楽観賞村の村民の方で、提携にご賛同される方がいらっしゃったらご一報ください。

 

 

 実は、今回の視察で浮き彫りになったもっと大きな問題は、教育論教育問題というネタは、私も含めた村民が思っている以上に、ブログ界ではかなりどーでもいいようなマイナーなネタだということが見えてきたことでしょう。ミニウサギにも60代シニア日記にも全然歯が立たず、大学受験の指導法ネタにも負ける。

 

 村民のみなさん。教育論なんざ、この程度のものですよ。

 貧村は貧村らしく、地道に生きていきましょうよ。


 

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