SSブログ

ssh655 年度末のご報告など [ご挨拶&エッセイ]

<2014>

 

 国公立中期後期の発表が進んでいます。23日までにはおおよそすべての大学の発表が終わります。

 まだまだ3月入試の私大の発表や、繰り上がり合格・2次募集なども残っていますから、2014年度入試はまだ終わってはいません。けれども、これから受験を控えている受験生はごく少数でしょう(国公立の2次募集は通常センター得点だけで合否を決定します)

 

 私の2013年度は、極めてheavyでありました。

 2013年度入試で長男が受験に失敗。ここに年子で高3の次男と中3の長女が加わり、ダブル受験どころかトリプル受験となりました。

 このトリプル受験が、担任学年が3年生の年に重なったのです。まさかこのような難行苦行が我が身に降り掛かるとは。本年度の私は公私ともに受験生の相手をしていたのです。

 

 そのheavyなスーパー受験年度も、ようやく終わりつつあります。

 

 本業の高3生たちですが、ここまでの結果はまずまずです。大半の生徒が妥当な併願パターンを採ったため、合格率は高いです。浪人はそれほど出ない見通しです。国公立大学の合格がもう少し出てくれていれば言うことないのですが、まあ贅沢は言えません。

 

 我が豚児たちの方はと言うと、幸いなことに、実に親孝行な結果となりました。


 

 長男は第一志望の国立大学の工学部に無事に合格しました。「高校に受かった時より嬉しい」と言ったことに成長を感じさせます。浪人生ゆえ念を入れて「練習」のために私大も受験したのですが、これが全滅、実にヒヤヒヤさせてくれました。まあおかげで私大の入学金を払う必要がなかったのは幸いでした。

 さらにありがたかったのは、ダメもとで応募した学寮に当選したこと。もちろんアパートよりずっと安いんですけど、この寮はキャンパス併設。通学費はゼロです。ホントにありがたい。

 

 次男は私と嫁サンの意向もあって、地元の大学に進学することになりました。この大学、自宅からわずか数kmのところにキャンパスがあって、通学は自転車でできます。さらにこの大学は彼の通っていた高校と同じ学校法人が運営しているため、入学金が割引になりました。

 次男は公立高校の入試に失敗して私立高校に進学したのですけど、老舗のこの高校はとてもいい学校でした。次男は必ずしもいい形で高校生活を送ることはできなかったのですが、担任の先生は忍耐強く面倒を見てくれました。センター試験以降の彼は今まで見せたことのないような積極的な面を見せてくれました。まだまだ全然もの足りないですが、ちょっとばかり展望が出てきた感じです。

 

 高校受験生の長女は、ある意味もっとも心配だったのですけど、めでたく第一志望の公立高校に合格しました。実は私の現任校。学力的にはかなり不安で心配したのですけど、合格してくれてホッとしました。同じ中学から受験した友人たちも全員合格したということで良かったです。現任校は自転車通学できる距離にあるし、制服がないので制服代がかからなくてありがたいです。高校の制服って何万円もするんですよね。


 ただいま我が家は長男の引っ越しと、3人の入学式のスケジュール調整に追われております。


 さて、かくいう私も、現任校での勤務も8年となって、人事異動を迎えることになりました。

 異動先は嫁サンの母校でして、同じ市街の普通科だけの高校です。規模もほぼ同じ。で、ありがたいことに(ありがたいことばっかりですね)、現任校よりもさらに自宅に近いのですよ。自転車通勤はいままで以上にラクです。

 

 当地では、教職員(ヒラ)の異動は325日くらいに発表になります。発表になると新聞に全ての異動を掲載した号外がついてきます。これはだいたい、小中高の終業式より少し遅いころです。小中高の終業式は32024日ころで、ここで離任式も行われます。だから、県内の生徒は、まず学校の離任式で先生たちの異動を知り、その後この号外で確認するという形になってます。

 ところが、どういうわけか、今年は県の異動の発表が早かったんですね。おかげで号外は本日21日に出てしまいました。本校の終業式&離任式は24日に予定されていますけど、すでに生徒は異動を全部知っています。妙な感じです。

 

 妙と言えば、東京って、3月中に教職員の異動を一切公表しないんだそうです。公表は一斉に41日。だから、生徒は新学期になって初めて、担任がいなくなっていることを知る。離任式は一応やるらしいのですけど、それは4月下旬にわざわざ呼び出してやるのだそうで。もちろん異動する本人たちには内示があるのだけれど、こういう流れなので3月中に生徒に異動することを伝えることはできず、従ってお別れの挨拶もできないのだとか。

 

 言っちゃ悪いですけどねえ。バカじゃねえの?

 先生と生徒のお別れが実質全面禁止で、君が代斉唱は実質絶対服従。って、何なんだよ、それ。

 いや~、ホントに、ホントに、東京の教員でなくてよかった。


 てなわけで、4月からは職場も家庭状況も変化することになります。

 でも、sshは続く予定です。「言葉による自己表現」は、誰にとっても重要な課題ですからね。

 そういうわけで、4月以降もアクセスください。


 

nice!(0) 

nice! 0