ssh682 8th Anniversary [ご挨拶&エッセイ]
<2014>
今年もsshの誕生日である10月20日がやって参りました。
2006年にスタートしたsshは御年8歳であります。
そんな地味な文字だらけのオッサンブログでも、8年も続けていると184万件もの閲覧をいただくことができました。石の上にも三年と言いますけど、長くやってりゃそれなりに得るものはあるんでしょうか。
みなさまのご訪問に多謝です。校長先生もコタツでうたた寝をしながら感謝しております(たぶん)。
それにしても、もう8年ですか。月日の経つのは速いものとは申しますが、加齢するとますます早い。ホント、最近は一日一週一月一年があっと言う間に過ぎます。
それはそれで悪いことでもないのですよ。時間が過ぎるのが早いと、待ち時間でも何でも早く感じる。おかげで若い頃に比べて待ち時間がつらくなくなって、退屈感が減りました。
月日がどんどん過ぎていくこと自体は、キライじゃありません。何となく時間が過ぎて、何となく人生が終わるというのも悪くないなと、私は結構マジメに思っています。
ただ、昨今の日本は「何となく」生きていくことを許してくれない状況になってます。黙っていられないことに対しては、私は黙りません。大した力にはならないとしても、黙ってうじゃじゃけていることだけは絶対にしません。そういう生き方は私にとって最もストレスフルですから。
しかし、仮に気持ちの問題を抜きにできたとして、月日はやっぱり何となくは過ぎてくれないです。
加齢はあちこちに来ますねえ。
若い頃のように無理が効かなくなるのは当然として、実際に加齢してみないとわからないことはあります。
まず脳ミソ。簡単な用語がすぐに出てこないとか、イベントの段取りがなかなか頭に入らなかったり。父親が「あれ、ほれ、何だっけ」と困っているのと同じレベルになりつつあります。
一番つらいのは眼ですね。老眼が始まったため、本やディスプレイを見るのがつらい。日曜大工をする時も、細かな作業はメガネを外さないとできなくなりました。
外見もすっかりオッサンになりました。髪はすっかり白髪混じりです。
それでも、3年ほど前から筋トレと自転車通勤を始めて、少しは自分の身体をケアするってことを意識するようにはなりました。
筋トレをするようになって、腰の調子はずいぶんと良くなりました。
でも最初のうちは悲惨でした。腹筋背筋なんか1回もできなくて。数cm上体や足を持ち上げるのは精一杯。筋トレができるようになるための筋トレが3ヶ月くらいかかりました。恥ずかしいんで誰にも言わずにずっとやっていたんですけど、案外それが良かったみたいです。
決意というのは秘めていた方が長続きするのかも知れません。
加齢するのは人間だけじゃありません。モノも加齢します。
いちばんキツいのはクルマですね。
イナカは公共交通機関が弱いですから、クルマがないと生活が成り立ちません。クルマが古くなってダメになるということは、新しいクルマに買い替えねばならないということです。そのたびに多額のお金が必要になります。
嫁サンが普段使いしている日産プレーリーリバティが13年11万kmを過ぎていよいよあちこちガタが出てきました。軽自動車に換えることを考えているところです。
しっかし、高いですなあ、最近の軽。安全装備が充実しているのはいいのですけど、ちょっといいモデルだと車体だけで130~160万くらいしますわ。中古を探そうかしら。
一方、オーディオは持ち主孝行であります。どれもこれも頑丈で壊れません。
最近とみに感心しているのがCDプレーヤーのマランツCD80。25年以上前に買ったものなのに未だにノートラブルです。CDプレーヤーはコンポの中では割とよく壊れる方で、デジタル回路やCDドライブの制御部分がけっこうよく壊れます。キカイ的にもベルトが痛んだりします。そう考えると、本当にこいつは丈夫です。音も全然悪くないですし。
カセットデッキのソニーTC-K222ESGはベルトの劣化でトラブルっています。しかしこれはベルトの交換で直るみたいです。つーてもメーカーはもう修理してくれないので(20年以上前の製品ですから)、自分でやることになりそうです。この冬の宿題でしょうか。
加齢と言えば、8年前にお迎えした校長先生も8歳です。腰を痛めて困った時期もありましたけど、最近は大変元気です。今も元気に吠えています。
ミニチュアダックスの天命はだいたい15年くらい。8歳というと人間の50歳くらいというところでしょうか。おお、今の私とほぼ同じじゃないですか。加齢からあちこち不調が出始める時期。
私だけでなく、校長先生もケアが必要ですな。
加齢にめげずに頑張るssh—スーパー小論文ハイスクールを、これからもよろしくお願いいたします。