ssh1068 DYデミオのDIYまとめてご報告(1) [DIY記]
<2018>
最近ツイッターばかりやっていてsshはほったらかし状態です。
でもあんまりほったらかしとくと、記事が表示されなくなっちゃうんですよね。たまには更新せんと。
今回はこの2年ほど行ったわがデミオへのDIYをまとめてご紹介します。
通称DYデミオと呼ばれる2代目デミオ。購入したのは2005年、すでに13年が経過しました。DYデミオはマツダが2度目の倒産危機に陥ってフォード傘下に入って何とか難をしのいだころの製品で、不振にあえぐマツダにあって国内市場で月数千台を売り上げる貴重な主力商品。販売台数を確保すべくサービスも大盤振る舞いで、100万円少々の安価なクルマなのに10〜20万円の値引きが普通にされていました。
もともとが安価なクルマなので乗り心地とか静粛性とかは大したことないのですが、走りの機能にかかわる部分はずいぶんしっかり作られていて、13年目の現在もまったく問題なく快調に走っています。
2000年ころからでしょうか、日本車の耐久性はずいぶん上がった気がします。1990年代あたりまでは10年10万kmであちこちガタが出たものですが、最近のクルマは15年15万kmくらいけっこう平気です。
と言っても、私のデミオの走行距離はまだ8万kmほど。そのうち2万kmは最初の1年で走ったもの。ここ10年ほどは年間で5000kmくらいしか走ってない計算になります。勤務先が近くなって自転車で通勤することが増えたりして。
そんなデミオのDIYによるカイゼン。1つ目はヘッドランプバルブの交換。
オリジナルのハロゲンバルブが寄る年波でかなり暗くなっていました。アラ還暦に入ったshiraとしてはランプが暗いというのは誇張ではなく死活問題です。
バルブ交換にはちょっと苦い思い出があります。デミオの前に乗っていたセンティアもバルブ交換をしたのですが、欲張って強力なものを選んだせいで、発熱でカプラーが溶けてしまったんです。今回はそういうことにならないようにかなり慎重にモノを選びました。結果、割と安価で輝度もそこそこの青白いタイプのハロゲンバルブにしました。
交換作業は自分でやりました。クルマのヘッドランプバルブ交換はこれが初経験だったのですけど、作業は難航を極めました。デミオは小型車ゆえボンネット内に余裕がなく、バルブを止めている金具がよく見えず、手を突っ込むのもけっこうたいへんでした。またH4という規格のバルブの止め金のカラクリも初めてゆえよくわからず、手鏡やら何やら動員して1時間くらいかかってようやくやり方を理解しました。その後義父母宅のスズキSX4セダンにも同じバルブを取り付けたんですが、こっちの作業はメチャクチャ簡単で10分ほどで終わりました。
バルブ交換と同時にレンズを磨きました。プラスチックのレンズは紫外線による経年劣化でかなり曇っていました。これをピカールで研磨しました。新品のレンズには紫外線を防ぐコーティングがしてあるそうで、研磨するとそのコーティングも落ちてしまいかえって曇りやすくなるらしいんですが、なに数ヶ月おきに磨き直せばいいだけです。
バルブ交換とレンズの研磨でヘッドランプは一気に明るくなりました。心配したカプラーのトラブルもありません。
2つ目は最大の作業。純正オーディオに外部入力を取り付けました。
デミオの純正オーディオはiPodなどのための外部入力がオプションで設置できるようになっています。正規のオプションだと12000円なんですが、これをDIYでやる方法がネットにあったんです。必要な端子類を通販とパーツ屋で調達し、純正オーディオを車体から取り外し、ネットとにらめっこしながら作業しました。作業は思ったほど難しくなく、めでたく外部入力端子がつきました。これでiPodを聞きながらドライブができます。
と喜んでいたらトラブル発生。iPodにシガーライターから電源を供給しながら聴こうとしたらキュイ〜てなひどいノイズが発生。これは参りました。電源を繋がなければ全く問題ないのに。同じシガーライターアダプターを使って日産リバティの外部入力につないだときは発生しなかったのに。
この現象はグラウンドループと言って、オーディオとiPodのアースが近いために不要な信号の循環が起きて発生するとのこと。何とかならんかと調べてみたら、いやあネットは偉大ですねえ。同じトラブルを自作のフィルターで解決した方がフィルターの作り方をアップしていました。
半透明のケースがそのフィルター。2つのトランスでループを擬似解消するというもの。このケースは地元の銀行が景品でくれたマグネットが入っていたもので、何か使いみちがありそうで捨てずに取っておいたものです。材料費はトランスとジャックで700円ほどでしょうか。ノイズは少し残りますが実用上差し支えないレベルになりました。
右側の見慣れないものはiPodのホルダーです。手元の端材を使って組み立て、緩衝材を貼り付けました。カーショップにあるスマホのホルダーでも良かったんですが、あれ寸法が調節できるせいか案外高いんですよね。私はiPod classicしか使いませんから寸法が変えられる必要はないのでこれで十分です。
3つ目はポータブルナビ。
嫁サンが日産プレーリーリバティに乗っていたころはリバティが我が家のファミリーカーでした。リバティには純正ナビがついていて遠出に活躍しました。そのリバティがオシャカになり、豚児たちの教育資金も必要になってきたため、嫁サンは中古の軽自動車に乗り換え。わがデミオは私のパーソナルカーから我が家のファミリーカーに格上げとなりました。そうなるとナビは必須です。
このユピテルのナビは2万円弱の廉価品でジャイロセンサーも外部入力もついていませんが実用上問題ありません。
安いものにしたのにはケチ以外の理由があります。ナビの地図情報は道路の新設延伸でどんどん古くなります。うんと高いナビを買ってもデータを更新しないと意味がありません。そのデータ更新料がバカにならないんですよね。安いナビ買って古くなったら本体ごと新しく買ったほうがいいんじゃないかと思いまして。
ナビとともに遠出に欠かせないのがドライブレコーダーです。
今やヒット商品のドライブレコーダー。いろんな理由で売れているようですが、私の場合は「護身」が最大の目的です。教育公務員は道路交通法違反だけでも処分されることがあります。日本の警察は事故処理が必ずしも適正ではなく、ひどいときはまったくのヌレギヌで切符を切ってきます。ドラレコは不当な扱いを防ぐための道具です。
このドラレコはナビに輪をかけた安物で、4000円ほどでした。まったくのレコーダーで、事故の衝撃で映像を保存するとかいうような機能は何もついていません。
長くなったので、続きは次回。
2018-07-14 15:04
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