ssh1084 書斎のDIY(2) リアスピーカー追加&PC環境改善プロジェクト [DIY記]
<2019>
前代未聞の官制10連休が終わり、亜寒帯の当地も初夏の陽気であります。
超超超多忙な2018年度が終わり、気温の上昇とともに私のDIY気分も上がってまいりました。なんだか変温動物のようであります。
2019年度最初の工作は、昨年度着手したものの放置されていた書斎のリアスピーカーの追加です。
この企画はssh1071で紹介したD-164チューンアップとセットで考えていました。D-164の音質向上を図るためにD=164専用のリアスピーカーを追加し、リスニング環境を改善すべくPCのレイアウト等も変更するという狙い。実際、D-164チューンアップの際に同じ板材からリアスピーカーの部品をカットしてありました。で、カットしたまま半年以上放ったらかしてて、今月ようやく再着手したという次第です。
組み立て前の部材。実はカットするときにミスを犯しまして、裏板の1枚が8mmほど寸足らずになってしまいました。新たな部材を切り出すのも面倒だしもったいないし、さてどうしようかと結構悩みました。
結論。このまま組み立てることにしました。裏板なので目立たないし、隙間はごまかせる範囲内と判断しました。
組み立てはボンドだけで行います。一辺が150mmほどの小さな箱なのでボンドだけで強度は十分だし、ラウンドバッフルにするには釘やネジは邪魔です。天板と側板はハタガネで圧着して、バッフルと背板は重石をのっけて圧着します。
問題のカットミスで生じた隙間を埋めます。本来ならエポキシ樹脂かパテがいいのですが、手元にコーキング剤があるのでこいつで間に合わせます。
やってみるとイマイチな感じ。コーキング剤は本来小さな隙間を埋めるためのものなので仕方ない。小さなことは気にしない。
角にカンナをかけて面取りをし、サンダーをかけて研磨とラウンドバッフル化をします。それが済んだら塗装。ここから先はツイッターの引用でご覧ください。
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shirasshいよいよ仕上げ。まずは砥の粉で目止め。
総理、砥の粉は「とのこ」と読むのですぞ。
副総理、口止めではなく目止めですぞ。木目の細かい凸凹を埋めて平滑にすることですぞ。 https://t.co/LupmK9W5Tf05/12 04:57 -
shirassh砥の粉を木目にボロ布で刷り込む。乾いたら別のボロ布で余計な粉を取る。ついでに320番のサンドペーパーでちょいと磨く。
サンダーがけといい目止めといいホコリがすごい。都市部でやったら近所迷惑。イナカ万歳。 https://t.co/X3TlQBDxMf05/12 05:00 -
shirassh水性ニスで塗装。本来原液のまま1-2回塗るのだが水で少し薄めて5回以上重ね塗りする。楽しい♫。
乾燥待ちの置台は一輪車のスタンドと壊れた三脚。なんでも捨てずに取っておくといいことあるんですよ、こんまりさん。今日の作業は以上。 https://t.co/BpqQmJwKuc05/12 05:07 -
shirasshいよいよユニットの取り付け。まずは吸音材。実家で処分待ちだったSS1250から引っ張り出したフェルトを入れる。密閉型なので多め。 https://t.co/AQmGI6GIhq05/14 04:46
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shirasshFE108EΣとターミナルを取り付け完成。FE108EΣはD-101Sスーパースワンで使っていたがFE-108Solと交代して休眠中だった。
試聴。中高音はよく出るが低音は明確に不足。狙い通り。なぜかというと https://t.co/JSAzjFT5hB05/14 04:53 -
shirasshこれはスピーカーマトリックスのリアスピーカー。リアからは低音は出ないのだ。
これでD-101S(FE108Sol)+FE108EΣのコンビとD-164(FE168En)+FE126Enのコンビで、どちらもサラウンドになった。 https://t.co/kpPoGhStrx05/14 04:57
というわけで、無事に完成しました。
長くなったので、続きは次の記事に回します。
2019-05-21 20:52