ssh81 血液に関する小ネタの余白

<2007>

　「献血者減少　初の500万人割れ」(注：　リンクを張ったYahooニュースはすでにリンク切れ)

　若者の献血割合を40％に引き上げたいって、気持ちはわからなくもないですが、少子化で若者の数そのものが減少してるんですからねえ。
　少子高齢化がどんどん進んでる。
　将来的には、若者の100％が献血したところで、ありあまる老人の医療に必要な血液の供給なんか、絶対ムリ。
　とりあえず、世代バランスから言ったら、むしろ人口豊富な50代の割合を上げる方が得策なんじゃないかしら。「定年の記念に献血を」なんてね。
　この年代は「イマドキの若者」のようにワガママで弱くないと自負してるから、きっと積極的に協力してくれると思うんだけど。

　それにしても、年金問題で頼られ、献血で頼られ、まったくイマドキの若者はかわいそう。
　
　もしかして、日本の若者たるもの「カネだけじゃなく血を流す貢献をせよ」ってことかいな？

（この文章はもともとLHR５のセルフコメント用に書いたんですが、もったいないので本記事に格上げしました。）