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LHR38 長男の高校入学式 [ご挨拶&エッセイ]

<2010>

 

 43日は長男の高校入学式でした。たまたま土曜日だったので嫁サンと行ってきました。

 長男の高校は私の母校でもあります。あ~懐かしい、とか言いたいところですが、私は高校の先生ですんで、この学校には会議やら何やらでちょいちょい来てました。従ってそういう感慨はなし。

 でも、妙な感慨はありました。

 

 妙な感慨というのは、1つは、知り合いの子どもがいっぱいいたこと。ま、It's a small world.ということです。

 もう1つは、「ああ、ついに自分の子どもが自分の仕事の対象になったのだな」ということです。

 私は高校の教員ですので、常日頃高校生とばかり付き合っています。そうすると、一種の職業病と言いますか、自分の感覚が高校生レベルにセットされるのですね。「こういう事件は高校生ならどう捉えるべきだろうか」とか、物事を考える基準が高校生レベルになるんです。

 そうなると、小学生や中学生と感覚がちょっと合わない。自分の子どもを叱るときも妙に理屈っぽくなって「そんな言い方じゃ小学生にわかるわけないでしょ」と嫁サンにたしなめられたりして。

 しかし、今や彼も高校生になったわけで、こうなると私が職業病的に身につけた感覚そのままでも問題なくなります。これが妙な感じなんですね。嬉しいような居心地悪いような。

 

 さてさて、彼は来週からテストだの健康診断だの応援練習だのと多忙になるようです。さてどうなりますことやら。

 ということは、私も本業で同様のことをやるということでして、さてどうなりますやら。新学期はいろんな意味でそわそわしますね。


 

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