SSブログ

ssh728 実践トレーニング〜「押しつけは歴史的事実」という見出し [小論キーワード]

<2015>

 

 ひさびさの実践トレーニングは、up-to-dateな国会関係の報道から。

 課題文はこちら。

 

◆◆「押しつけは歴史的事実」 「GHQ憲法」めぐり参考人質疑 衆院憲法審

 衆院憲法審査会は4日、早稲田大の長谷部恭男、笹田栄司両教授と慶応大の小林節名誉教授を招き、現行憲法の制定過程などをテーマに参考人質疑を行った。

 小林氏は連合国軍総司令部(GHQ)による「押し付け憲法論」について「日本が占領されていたのだから押しつけられたのは歴史的事実だ」と指摘。その上で「この憲法のもとで素晴らしい発展をとげたことは間違いない事実。恨み節を言い合うよりも今どうするかにエネルギーを使っていただきたい」と続けた。

 また、3氏は憲法解釈の変更によって集団的自衛権の行使などを容認する政府・与党の手法に否定的見解を示した。(産経新聞 2015.6.5)◆◆

 

 

 問: 下線部はこの記事の見出しとして適当か。適当か不適当か自分の立場を明確にし、理由をつけて述べなさい。なお、以下の資料を参考としてよい。

 

 資料:

 1.

 ◆◆見出し(名詞) 新聞・雑誌などで、記事内容が一見してわかるように、文章の前に示す簡単な言葉。(大辞泉)◆◆

 

 2.

◆◆自公推薦の憲法学者、安保法案は「憲法違反」

 衆院憲法審査会は4日、立憲主義などをテーマに、各党が推薦した3人の憲法学者を招いて参考人質疑を行った。

 自民、公明両党などが推薦した長谷部恭男・早大教授は、集団的自衛権の限定行使を可能にする安全保障関連法案について、「憲法違反。従来の政府見解の基本的論理で説明がつかないし、法的安定性を大きく揺るがす」と指摘した。民主党の中川正春氏が見解を聞いたのに対して答えた。

 与党推薦の参考人が安保関連法案を「憲法違反」と指摘したことについて、自民党内では波紋が広がった。佐藤勉国会対策委員長は審査会終了後、同党の船田元・審査会筆頭幹事に会い、「参考人の人選には十分配慮してほしい」と語った。自民党幹部は4日夜、「国会で今、何を議論しているのか、審査会の自民党議員は全く分かっていない」と激怒した。審査会メンバーは「中川氏の質問は予想を超えていた」と釈明した。

 一方、民主党の枝野幹事長は読売新聞の取材に対し、「いかにでっち上げの法案か、自ら認めているようなものだ」と政府・与党を批判した。(読売新聞 2015.6.4)◆◆ 


 

nice!(1) 

nice! 1