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ssh751 謹賀新年2016 [ご挨拶&エッセイ]

<2016>


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 みなさま、新年あけましておめでとうございます。

 2016年年初の御挨拶は、10歳を迎えた校長先生に高いところに登ってもらっての写真であります。

 実は校長先生、高いところは苦手です。恐縮の面持ちではなく、高所恐怖症でビビっております。

 

 

 2015年は非常に重大な年でした。後年の歴史家たちにとって2015年は1600年や1868年や1945年に匹敵する年として述べられることになるやもしれません。それは、2015919日に日本国憲法が時の与党によって正しい手続きを踏むことなく停止されたからです。

 今や「憲法を守る」ということを発言するだけでTVから干され警察に職務質問されチンピラから脅迫を受けるのがこの国の状況です。憲法が白眼視されるのは憲法が停止されているからです。

 日本が立憲主義を停止し、法治国家から「人」治国家になったのが2015年です。今や日本の正義は法律によってではなく、「誰」がそれを咎めるかによって決められています。やっていいことといけないことの区別は「怖い人」の姿勢によってのみ決まる。政権の顔色・大企業役員の意向・上司の機嫌・チンピラ右翼の恫喝etc.。日本に「法の支配」はありません。法は「怖い人」が他者を攻撃するためにつまみ食い使用するための方便になっています。

 

 強健国家化が一気に進んだ2015年は、これまでほとんどアピールする力を持たずにいた市民運動が大きく発展した年でもありました。

 市民運動という言葉がキライなら、学生や市民たちの運動と言いでしょうか。

 最初に動いたのは学生でした。組織の力・組織の言葉やイデオロギーに頼らず、自分たちの力、自分たちの言葉と思いによって彼ら彼女らは運動を立ち上げた。特定秘密保護法に反対してSASPLを立ち上げた彼ら彼女らは、しかし当初はしごく小さな運動体で、メディアの相手にしてもらえなかった。しかしSEALDsへと発展した彼ら彼女らは他の市民や団体を引き寄せて、巨大な運動の中心となった。

 本当に危機的な状況を迎えた日本に、本当の市民の運動が生まれたわけです。

 

 

 さて、私shira2016年は、2015年よりもちょいと忙しくなりそうです。

 

 

 まず2016年度は、3年振りに担任を持つことになりそうです。

 本県の高校では年代に関係なく担任を回していて、50代の私も担任候補です。多くの学校では新学年の担任団は12月くらいには決定するのですが、現任校は1月に決まる予定です。担任となれば3年間継続です。

 まあしかし、何回やっても担任は慣れませんね。毎回が新しい経験です。


 2つ目の変化は、ダンス部正顧問の先生が出産&育児休業に入るため、私が正顧問を引き継ぐことです。

 現任校のダンス部は県内No.1の実力の持ち主でして、県のフェスティバルで5連覇中です。そういうクラブを受け持つのはちょっとプレッシャーです。

 

 ダンスと言えば、県高文連のお仕事は2016年度も継続です。

 実は3年ほどすると全国総合文化祭のお仕事をせにゃならんのです。その準備がもう始まってまして、これが慣れない対外的なお仕事が多くてなかなか大変なのです。


 私的な面では、長女が高3になります。いよいよ受験生です。

 相変わらず勉強はキライで、TVYou Tubeでジャニーズやアニメばっかり見ているイマドキの高校生ゆえ、前途は多難です。やれるだけのことはやってもらいたいとは思いますが。

 長男と次男は大学3年になります。昨今は3年までに十分な単位取得をしておかないと4年でシューカツができなくなってしまうからしっかりせにゃいけません。とはいえ、長男は勉強についていくのがちょっと大変そうだし、次男はあんまり調子がよくありません。悩み多きハタチ前後です。

 

 冒頭で触れたように、校長先生は10歳です。ミニチュアダックスの寿命は13~16歳くらいなので、もう老犬の部類です。幸い今のところ元気ですが、もう3~4年するとあれこれ起きるかもしれません。


 私はと言うと、8月以降の体調不良はだいぶ良くなりました。しかし完調ではありません。

 まあ歳が歳ですから、だんだん無理は効かなくなってくるということでしょうか。今までなら普通にやれたことが急にできなくなるということは、これからもよくあるんでしょうね。


 sshの更新はスローペースになったままちっとも上がりません。もうちょっといろいろ書きたいところです。


 それでは、今年もssh-スーパー小論文ハイスクールをよろしくお願いしたします。


 

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