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ssh1085 書斎のDIY(3) リアスピーカー追加&PC環境改善プロジェクトその2 [DIY記]

<2019>


 ssh1084の続きです。

 FE108EΣのリアスピーカーが完成して、メインシステムは2組のサラウンドとなりました。

 組み合わせは少々迷ったのですが、音色と能率の相性を考えて、

・D-101Sスーパースワン(FE108Sol) + 今回作成したFE108EΣのリアスピーカー

・D-164(FE166En) + これまでD-101Sと組み合わせていたFE126Eのリアスピーカー

という風にしました。


 とか書いてて面倒くせえなあと思います。リアスピーカーは設計から製作まで完全自製なので名前も型番もなくて、おかげでいちいち上記のような書き方をしないといけません。完全自製のスピーカーというとデスクトップオーディオで使っているものもそうです。こうなると名前なり型番なりのIDが欲しくなります。

 というわけで、急遽IDをつけることにしました。気取った名前は恥ずかしいのであっさり型番で行きます。

・デスクトップオーディオのスピーカー: 最初に作った8cmユニット用ということでS108

・FE126Eのリアスピーカー: 2号機で12cmユニット用なのでS212

・今回作ったリアスピーカー: 3号機で10cmユニット用ということでS310


 組み合わせての試聴ですが、なかなかよろしいです。

 D-101S+S310は、さすが高級ユニット同士の組み合わせできれいな音がします。音のバランスもいいし馬力もたっぷりあります。ただFE108EΣはFE126Eよりも能率が少々低いのでサラウンド効果も少し下がりました。

 一方のD-164+S212は、期待通りの鳴りっぷりです。

 もともとD-164を再稼働させたのは、荒っぽくても馬力のある音が欲しかったからです。開口部のチューンアップで見違えるように低音が出るようになったD-164はS212との組み合わせでさらにいい感じになりました。

 そもそもS212はD-164と組み合わせるために作ったものです。D-164をテクニクスEAS-16F20で鳴らしていた独身時代にスピーカーマトリクスサラウンドのために追加したのがS212です。当時のユニットはFF125Kでした。12cm一発のスピーカーにしては妙に大きく背が高いのもリアスピーカーで使うことを考えてのことでした(フロントで使うこともできるようにバスレス設計になってはいます)。

 D-101S+S310に比べると全体に音が荒く歪っぽくもあるのですが、力感はD-164の方があります。うん、こういう風になって欲しかったんですよ。

 余談ですが、D-164とS212がしばらく実家でホコリをかぶることになった原因を作ったのは当時1歳だった長男です。EAS-16F20もFF125Kもエッジがウレタン製なんですけど、家族で実家に行ったら気づかぬ間に彼がエッジを指でブスブスと突き刺してまして。たぶん感触が楽しかったんでしょうね。


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 S310が加わるにあたり、オーディオもPC環境もいじくりました。オーディオはあまり大きな変化はありませんが、これまでD-101Sのヘッド部分にかぶせていた紙製のカバーは廃しました。代わりにバンダナを折りたたんだものでカバーするようにしました。聴く時はバンダナを持ち上げるだけなのでラクです。

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 気分転換にレコードプレーヤーにかぶせる布も取り替えました。見る人が見ればこのバンダナの素性はすぐわかると思います。



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ssh1084 書斎のDIY(2) リアスピーカー追加&PC環境改善プロジェクト [DIY記]

<2019>


 前代未聞の官制10連休が終わり、亜寒帯の当地も初夏の陽気であります。

 超超超多忙な2018年度が終わり、気温の上昇とともに私のDIY気分も上がってまいりました。なんだか変温動物のようであります。


 2019年度最初の工作は、昨年度着手したものの放置されていた書斎のリアスピーカーの追加です。

 この企画はssh1071で紹介したD-164チューンアップとセットで考えていました。D-164の音質向上を図るためにD=164専用のリアスピーカーを追加し、リスニング環境を改善すべくPCのレイアウト等も変更するという狙い。実際、D-164チューンアップの際に同じ板材からリアスピーカーの部品をカットしてありました。で、カットしたまま半年以上放ったらかしてて、今月ようやく再着手したという次第です。


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 組み立て前の部材。実はカットするときにミスを犯しまして、裏板の1枚が8mmほど寸足らずになってしまいました。新たな部材を切り出すのも面倒だしもったいないし、さてどうしようかと結構悩みました。

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 結論。このまま組み立てることにしました。裏板なので目立たないし、隙間はごまかせる範囲内と判断しました。


 組み立てはボンドだけで行います。一辺が150mmほどの小さな箱なのでボンドだけで強度は十分だし、ラウンドバッフルにするには釘やネジは邪魔です。天板と側板はハタガネで圧着して、バッフルと背板は重石をのっけて圧着します。

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ssh1083 校長室だより(2) [校長室だより]

<2019>


 校外巡視中の校長先生です。

 校長先生はsshの象徴でありsshに関する権能は有しておりませんが、校外巡視は校長先生の大切なお仕事であります。象徴には象徴の務めがあるのであります。


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 校長先生の校外指導のお供をするのは、私にとってもメリット大です。先生はあまり遠出を好まれないので家の庭とその周辺をウロウロすることが多く、おかげで家の外のあれこれを日々チェックできます。先日給湯器の配管からの水漏れを発見したのも校長先生のお供をしている最中でした。さすがsshの象徴であります。


 数年前まではヘルニアを患ったり目を痛めたり食欲が落ちたりした時期もあった校長先生ですが、ここ2年ほどは実に元気です。食欲は旺盛だし、腰もまるっきり快調です。すでに還暦(12歳)を回った校長先生ですが、まだまだ活躍されることと思います。