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ssh1134 追悼 ssh校長先生(4) [校長室だより]

<2022>


 ssh1133の続きです。


 校長先生もsshにお迎えした当初は自分のベッドでいい子で寝てたんですけど、すぐに淋しがるようになりました。とはいえ家族の寝室は2階で、寝る時だけ先生を2階に持ち上げるのも手間でして、結局私が1階で先生の夜のお供をすることになりました。たまに上の写真のようになって困りました。
 校長先生の防衛モードのことを家族は「お宝」と呼んでました。これは実に妙な状態でして、なにかを抱いてテーブルの下なんかに潜って怒気を発する。取ろうとすると本当にえらい剣幕で吠えて噛みつきました。別にマスクやパンツに思い入れがあるわけじゃなくて、普段は全然気にしてないのですけど、まあ不思議でした。


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ssh1133 追悼 ssh校長先生(3) [校長室だより]

<2022>


 本日は在りし日の校長先生を写真で振り返らせていただきます。

 ペットを飼うことに難色を示してた私が折れて、校長先生をお迎えしたのは15年ほど前のこと。
 新型コロナウイルス蔓延以降、ペット市場がえらく相場が上がって、子犬も子猫も20~30万円くらいするのが珍しくありません。が、校長先生をお迎えした頃の相場は10万円前後でした。先生を見初めたのは当時小1の長女。彼女は茶色のミニチュアダックスが大好きだったんです。先生が亡くなったとき、改めてそれを口にして、私も嫁サンもへえと思いました。先生はお店では少々成長していたため、かなりお値段はマケてもらえました。


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ssh1132 追悼 ssh校長先生(2) ペットを最期まで面倒見るということ [校長室だより]

<2022>


 去る10月17日に逝去したssh校長先生について、もう少し記事を書かせていただきます。

 今回のテーマは、ペットを最期まで面倒見るのは予想とは異なる大変さがあったというお話です。


 私の母はイヌが好きでした。小6のとき、母が出先で野良イヌを保護しまして、そのまま我が家のペットになりました。もちろん雑種で、昭和40年代の常識で庭に鎖でつないで飼われました。エサも当時の常識で人間の残飯でした。味噌汁をぶっかけたご飯は健康には悪かったんでしょうけど、今どきの健康食しか知らないイヌが食べたら瞳孔が開くほど美味でしょう。

 数年後、伯父伯母一家が引っ越すことになり、それまで飼っていたイヌが飼えなくなりました。やむなく母が引き取り、我が家は2匹のイヌが裏と表の庭にいる状態になりました。

 その2匹は、雑な扱いを受けてた割には長生きで、死んだのは私が大学に行ってる間でした。母によると、どちらも最後はエサを受け付けなくなって衰弱して死んだということです。


 さて、ssh校長先生ですが、やはり最初に起きたのは食欲の減退でした。エサを用意しても無反応、鼻先に近づけてもプイってな感じでした。嫁サンや娘が(たまに私)が手を変え品を変え、なだめてすかして、ようやくちょっとずつ口にしました。食事が終わるのに下手すると1時間もかかる。これを毎日やってたわけですから、まあ介護みたいなもんです。



 

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ssh1131 16th Anniversary [ご挨拶&エッセイ]

<2022>

 2006年に開校したssh-スーパー小論文ハイスクール、10月20日に16周年の開校記念日を迎えました。皆様のご訪問に心から感謝申し上げます。


 すでにお知らせした通り、sshの象徴・校長先生が、本年10月17日に逝去しました。先生には開校時よりお勤めいただきまして、私としては寂しい限りです。

 校長先生はsshの象徴ですので、これからも象徴としてsshを見守っていただく所存です。アイコンも変えません。

 校長先生についてはまだまだ書きたいことがありますけど、それは追悼記事に回すことにして、今回は別のことを書きたいと思います。


 「言葉による自己表現」をテーマに始まったsshですけど、ここ数年は小論文・面接・志望理由書関係の記事がロクにありません。つーか、そもそも記事の更新が少ない。たまに更新されても、ご挨拶エッセイかDIY期です。

 特にDIYネタは多い。DIY関係のネタを探して検索かけてsshにたどり着いた方は、sshをDIYブログだと思ってるんじゃないかと思います。


 もっとも、私のDIY好きは昨日今日に始まったもんじゃありません。ガキの頃から。保育園に通ってたときも紙箱や牛乳ビンのフタやお中元の入ってた発泡スチロールの箱なんかを使って妙な工作をやってました。工作だけじゃなく、おもちゃもよくいじってた。何歳のときどういう意図でやったのか忘れましたが、プラスチックの鉄砲のおもちゃを小刀で削ってて、飛んだ削りカスが目に入って大泣きした記憶があります。刃物でも大工道具でもなんでもいじっては、子どもの腕ゆえ頻繁に道具を痛めてた。道具だけじゃなく、指をはさんだり手の甲を切ったりのケガもしょっちゅうでした。

 成長とともに腕前が上がるか、逆に卒業すればいいんですけど、私のDIYは下手の横好きレベルのまま続きます。加えて、いかんせん家がまったく裕福じゃなかったもので、道具も材料もカネがかけられない。おかげで廃物利用ばっかりやってました。




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ssh1130 追悼 ssh校長先生(1) [校長室だより]

<2022>

 ssh1129でお伝えしましたように、校長先生が10月17日に他界いたしました。

 最期は娘と嫁サンに看取られながら、文字通り息を引き取りました。2人は大声で先生の名前を叫びましたが、先生が息をすることはありませんでした。


DSCN3610.jpg


 校長先生は2005年12月生まれ。(注:学校案内に長らく2006年とありましたが誤りでした)享年16歳。12~15歳くらいが寿命と言われる小型犬としては長生きでした。

 この数年、寄る年波という感じの衰えはありましたが、体調はそれほど悪くなく元気でした。

 様子がおかしくなったのはほんの2ヶ月ほど前。急に食が細くなりました。

 生前の校長先生はなかなかグルメでして、若い頃から、口に合わないものは食べないところがありました。ですんで、私と家族も、なんか最近好き嫌いが激しくなったなくらいに考えてました。実際、ものによっては食べてましたんで。

 ところがそのうち、何を出してもまったく食べなくなりました。

 実は校長先生、歯肉炎を持ってまして、硬いものが苦手でした。歯肉炎が悪化したのかなと最初は思いました。

 動物病院で詳しく調べてもらったところ、歯肉炎もさることながら、腎臓の機能がすっかり低下していると言われました。

 詳しい方ならご存知でしょうけど、腎機能は回復しません。人間だと透析という手があるのですけど、イヌには透析はできません。やれるのは点滴のみ。

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学校案内 [はじめての方へ]

 本日はssh-スーパー小論文ハイスクールVer.2.0にご来校いただきありがとうございます。


<沿革>

 2006年10月20日 ssh-スーパー小論文ハイスクールとして開校 記事番号ssh1より開始

 2007年2月 総閲覧数10,000件

 2008年10月 同 100,000件

 2010年8月 同 500,000件 「にほんブログ村」登録

 2012年5月 同 1,000,000件

 2015年  同 2,000,000件

 2016年3月 ツイッター開始

       ブロードバンド契約更改に伴いssh-スーパー小論文ハイスクール消失

 2016年5月 移築工事開始

    7月 ssh-スーパー小論文ハイスクールVer.2.0として再開 記事番号をssh1001より開始

 2017年9月 オリジナルssh過去記事ssh1-758の再アップ開始

 2017年10月 ssh1-758再アップ完了

 2022年10月 校長先生逝去


<学校長>

DSCN2021.jpg

 sshの校長先生は2005年12月11日生まれのミニチュアダックスフンドにお勤めをいただきました。

 *長らく生年月日が誤りのまま掲載されておりました。正しくは2006年ではなく2005年です。

 校長先生はsshの象徴であり、sshに関する権能を有さず、君臨すれども統治せずを実践していただきました。

 2022年10月17日、家人に見守れながら永眠いたしました。


<職員>

 私ことshirasshの教諭兼養護兼事務兼校用技師兼司書兼その他であります。本業は某都道府県立高校の英語教員です。

 

<記事番号>

 オリジナルでは記事は発表順にssh1, 2, 3...758の番号がついています。またこれらの他に、エッセイがLHR1, 2, 3...、画像紹介記事が放課後1, 2, 3...となっています。

 Ver.2.0移行にあたり、新たにssh1001, 1002, 1003の番号を振っています。従ってssh759-1000の記事はありません。また、LHRと放課後については扱いを廃止しました。

 

 

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ssh1129 おしらせ [校長室だより]

<2022>

 いつもssh-スーパー小論文ハイスクールVer.2.0をご訪問いただきありがとうございます。


 ssh校長先生、2022年10月17日に永眠いたしました。

 生前は大変お世話になりありがとうございました。


 *写真はご存命中、2019年の校長先生です。

DSCN3221 (1).jpg

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ssh1128 夏休み超大型企画〜SONY BRAVIAのDIY修理 [DIY記]

<2022>

 今回は、shira史上最大サイズ・最大重量・最大規模・最重要機器の、最高難度にして最低予算のDIY修理のご報告です。


 8月某日、12年モノの液晶TV、SONY BRAVIAがピタリと作動しなくなりました。

 次男によると、スイッチオン直後にSONYマークが出て起動しようとするものの、すぐ消えて、パイロットランプが赤く6回点滅する。何度やっても、その繰り返し。

 4Kの新しいTVを買おうとはしゃぐ長女に「修理するに決まっとるだろ」と言った私、さっそくサービスセンターに電話します。

 待たされること約3分。先方のお返事は、ランプ6回点滅はバックライト不良のときに出るものだが、古い機種ゆえすでに修理対応期間は終了しているとのこと。つまりメーカー修理不能。再びはしゃぐ長女。


 一方、私と次男は、別の理由でウキウキします。修理不能で買い替え必至となれば、どんなにいじっても怒られないぞ、と。

 リビングには長女が学生時代に使っていたアクオスをとりあえず設置。ブラビアは私と次男の手で座敷に運ばれ、開腹されます。


 DIY修理のイロハのイはお掃除です。内部のホコリや湿気が悪さをしてることはよくありますし、そもそも汚いよりもきれいな方がいいに決まってます。
 豚児が小さかったころVHSビデオデッキが動かなくなったことがありましたが、開腹したら開口部から放り込まれた玩具類がいっぱい出てきて、おまけに回転ヘッドはベタベタでした。ジュースをこぼしたビデオカセットをそのままデッキに放り込んだんでしょう。この時はガラクタを取り除いてヘッド周りを水やアルコールで徹底的にクリーニングしたら直りました。
 ということで、エアダスターでホコリを吹っ飛ばし、掃除機で吸い出し、エレクトロクリーナーをぶっかけて洗浄します。が、世の中そんなに甘くはなかったです。
<2022.8.21.追記>
 ブラビア内部は全体としてはわりときれいでした。ホコリはスピーカーのある下部に固まっていて、基板に目立った汚れはなかったです。
 DIY好きにとってネット社会は誇張抜きに天国です。かつてなら入手不能だった情報が自宅にいながらにして手に入ります。ちょっと英語が読めれば、回路図でもサービスマニュアルでもOK。私のTC-K222ESGも英語のサービスマニュアルをダウンロードして修理しています。
 またありがたいことに、DIY好きの人は、自分のDIYをブログやホームページで公開してくれるんですね。だから、徹底的にググれば、運良く欲しい情報にヒットすることがあります。ほとんど宝探しのようなものですが、宝探しは嫌いじゃないです。

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ssh1127 DJデミオのスピーカーグレードアップ(2) [DIY記]

<2022>

 DJデミオのスピーカーグレードアップ、とっくに終わっているのですけど、ご報告が延び延びになっておりました。

 本日はそのご報告を。って、別に誰もそんな報告待ってないと思いますけど。


 DJデミオに適合するトレードインスピーカーの中からKFC-RS174Sを選んだ最大の理由は、トゥイータのデザインです。合体ロボット的なデザインで好みだし、角度が調整できるのもいいなと思いました。

 DJデミオはもともと6スピーカーで、トゥイータの配線がありますんで、トゥイータの交換でやることはリクツでは単純です。純正のトゥイータを外し、KFC-RS174Sのトゥイータとネットワーク(と言ってもコンデンサーのついたコード)をつないで設置するだけです。

 ところがこれが、予想外の大仕事でした。


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ssh1126 農学部から公務員になる法 [志望理由・進路選択]

<2022>

前号までのあらすじ

 某県立高校教諭shiraは地元大学のガイダンスに赴く。人文学部ブースで失礼全開の質問を繰り出した後、今度は理学部ブースに行き、やはり妙ちきりんなやり取りをするのであった。


 ふっふっふ。内容的には失礼でも、雰囲気や言葉を選んで突っ込めるところまで突っ込むのが私の得意技なのですよ。せっかく大学の先生方と直でやり取りできるチャンスじゃないですか。聞けるところまで聞きますよ。当たり障りのないやり取りだったらTVでいくらでも楽しめます。

 さて、人文学部と理学部でお話を伺い、ラストは農学部ブースを訪問させていただきました。


私: 〇〇高校のshira(本名を言う)と申します。よろしくお願いします。

農学部の先生(以下、先生): あ、はい。

私: (んー、なんかやる気のない感じの先生だな。大丈夫かな。) こちらは本校からも毎年多くの受験がありまして、4年前にも私の担任クラスの生徒がお世話になってます。

先生: はい、ありがとうございます。

私: まあ、地元の国立大学ということで、本校の生徒保護者にはかなり人気がありまして。

先生: んー、でも実際にキャンパスに来てもらうと、ショック受けるケースが多いんですよね。

私: それはどういう?

先生: まあ、田舎だとは思ってたけど、ここまで田舎だとは思わなかったと(笑)。

私: いや、そうは言っても、農学部って都会のど真ん中ってわけにゃいかないじゃないですか。

先生: 確かに、実験でも実習でも、キャンパスにすべてがあるというのは自慢できますね。どこか遠くまで行かなくてもやれますから。

私: ただまあ、ここからだと通学はちょっと不便ですよね。

先生: ええ。だから相当数の学生がクルマを使ってます。


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